隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

2040.マツリカ・マトリョシカ

2021年08月15日 | 青春ミステリー

 

マツリカ・マトリョシカ
読了日 2021/04/18
著 者 相沢沙呼
出版社 KADOKAWA
形 態 文庫
ページ数 396
発行日 2020/03/25
ISBN 978-4-04-109003-9

 

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ログに投稿する前に10冊ばかり読んでしまった上、記録をしたノートの整理が追い付かず、前後が入り乱れてどれが先だか後だか分からなくなって、めちゃくちゃだ。
4月13日にノートを整理しようとしたら、そんなことで全く嫌になった。
1週間ほど前から、歩くと眩暈がして、少しふらつくようになった。ネットで調べたら脳の病気かも知れないという、看過できない状態らしい。それでも今日行こうか明日にしようかなどとしている内に1週間もたってしまった。と、言うのもそうした状態が始まってすぐその翌日だったか、重い荷物を二階へと運んだせいで、腰を痛めてしまったのだ。
数年前に一度椎間板ヘルニアで、整形外科のお世話になってブロック注射なるもので、何とか治まってついつい忘れるほど良い状態が続いていたから、油断したのだ。 そんなこんなで腰の痛みで、眩暈を忘れていたら、いつの間にかそれほどの症状は出なくなっていた。
本当は放っていてはいけないことなのだろう。翌日、整形外科に行って受診すると、ドクターは「痛み止めの薬で様子を見て、治まらない場合はもう一度ブロック注射を打つことにしよう。」という。
ところが、その翌日薬が効いたのか痛みも治まった。そんなことがあると、僕の自然治癒力がまだ衰えてないことが証明されたなどと思って嬉しくなる。と、よく考えればそんな所が僕の脳足りんと言うか馬鹿な所だ。

 

 

上記は、この本を読み終わった4月に書いてあった記事だが、早く現実の読了日とブログの登校日を一致させることを、このところ(8月の今)懸命になっているが、なかなか追いつかず苦心惨憺している。1日おきに記事を書くことはもちろん僕にとっては大変なことだが、もっと大変なのは読んだ本の内容をきれいさっぱり忘れていることだ。
そんなことは端から分かっているのだが、そこらへんが僕の僕たるゆえんで、何とかなるだろうといういつもの楽観から、後になって苦労するのだ。
どうするのかと言えば図書館で借りた本は再度借りに行って、ざっと読み返すのだ。買った本も図書館を探すのだが、蔵書がない場合もある。そんなときは近隣の図書館も探して、何とか再読を目指すのだが、出来ない時はAmazonなどで本のない湯を調べて、思い出すしか方法がない。今日(8月13日)も今日とて、この本が木更津市立図書館で貸し出し中だったので、君津市まで足を延ばして借りてきた。
ブログを続けるのも僕のようなものにとっては楽ではない。ナイナイ尽くしのようだが、それでも何とかなるさが信条で、乗り切るしかない。図書館の窓口で借りたのは良いが、木更津市立図書館で前に借りたものと本の装丁が異なっている。
イラストが全く違うのだ。文庫と単行本の違いかとも思ったが、よく見れば出版社がKADOKAWAだ。
僕の思い込みで著者の相沢沙呼氏は『午前零時のサンドリヨン』で鮎川哲也賞を受賞してのデビューだから、著作は東京創元社だけと考えていたが、それが僕の思い込みや勘違いの連続だったことに初めて気づいたのだ。バカな話だ。

 

 

のシリーズは高校1年生の柴山祐樹が学校近くの廃墟に住む魔女・マツリカと出逢ったことから始まっているようだ。本書はそのシリーズ最新刊でメイン・キャラクターの柴山祐樹は高校2年生になっている。
第一章 開かずの扉の胡蝶さん、から始まって、第十章 呪詛と祝福 までという構成だ。
どこの学校にも似たような箇所があるとおもわれるが、開かずの部屋のミステリーは、定番のようなものだが、学校伝説の一つに怪奇顔の染み女という怪談があった。柴山祐樹はマツリカの命令で―彼はマツリカのパシリのような役割を担っているらしい―運動部部室棟の女子テニス部の部室の天井の染みを、定点観測のように写真に収めることだった。
そんなことから物語はスタートするのだ。

話は変わる。僕は80歳を過ぎたころから、健康に少しばかりだが関心が起こっており、血圧データを取りつつある。
Exelを使って表作りをしていたが、なんと条件付き書式の方法をすっかり忘れていて、面倒だが上が130を超えた場合、あるいは下は80を超えた時を明るい赤で塗りつぶすということを手作業でやっていた。
ある時条件付き書式で昔は自動的にセルの塗りつぶしをやっていたことに気付いて、試してみることにしたんだが、その方法が分からず第一に、それが条件付き書式の設定だということも忘れていたのだから、全く話にならない。
参考書を引こうにも書式の名前が分からないのでは引くこともできないではないか。
機能の名前も忘れているのだ。参考書を見ている内に思い出した。条件付き書式だった。そうして何とかそのダイヤリグを引っ張り出して、条件などを入力してようやく目的を達した。
なんだか人生の終わりを感じたような人時だったが、少し思い出すと次々と蘇ってくることもあり、まだもう少し大丈夫か、などと再び元気を取り戻す。

 

 

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