准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉が開く |
||
---|---|---|
![]() |
読了日 | 2021/02/16 |
著 者 | 澤村御影 | |
出版社 | KADOKAWA | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 317 | |
発行日 | 2020/05/25 | |
ISBN | 978-4-04-109264-4 |
昨日から昨日にかけて、いや実を言えばもう少し前からの事だ。心優しいヤフオク出品者に大分迷惑をかけてしまった。
僕は時々新刊のミステリーや名作ミステリーを捜して、ヤフオクを眺めることがあり、今回は多くのファンが認めている宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の『元彼の遺言状』が比較的安価で出品されているのを見て入札したところ、幸運にも落札できた。
ヤフオクはもう何度も利用しており、その後のヤフオクかんたん決済も滞りなく済んだとばかりと思っていたら、出品者から支払いの督促が来た。どうやら僕の処置の仕方にミスがあったようだ。
僕がゆうちょのページを一目確認すれば、いろいろと厄介なことにならなかったのだが、ミスはミスを呼び厄介なことになった。いろいろと出品者に謝ったが、先述のように心優しい出品者は、事情を察してくれた。
通常なら、落札者の都合でキャンセルとなって、悪い評価が付けられるところ、出品者の機転により僕のミスをカバーしたり、アドバイスをくれたりと言ったことで、商品も無事昨日僕の手に入ったのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b8/b4ec98792d6e79306238ce5aa9fb40bc.jpg)
同じシリーズ作品を読んでいるのだから、同じような記事になるのは仕方がない。と思うのは僕の誠に勝手言い分だろう。まあ、文才のない僕の事だから、そうなるのは必然か!
でも僕は読んでいる中の一部分で、必ず「良いなあ!僕もそのうち。」などと思う箇所が出てくるのだ。
どういうところかと言えば、もちろん高槻彰良准教授の講義の場面だ。ここに何度も告白しているように、僕は高校しか出てないから、大学の授業風景に憧れがあるのだ。 高校でまじめに勉強していれば、大学に行けないことはなかったのだが、今考えても当時の僕は勉強に嫌気がさして、学校生活にも飽きてしまっていたのだった。今頃になって、なぜ恵まれた高校生活に不満があったのだろうと、不思議にも思うが人生はそんなものだろう。
後悔先に立たず、とはよく言ったものだ。心身ともに衰えている今からでは、と言うより、僕の弱点は経済的な余裕がないから、大学生活にあこがれても所詮は無理なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b8/b4ec98792d6e79306238ce5aa9fb40bc.jpg)
4月、今回は新年度で2年生となった深町が、1年生と間違われて各サークルから入部の勧誘を受けまくるところから始まる。そんな所を難波要一に笑われながら、木曜四限の現代民俗学講座Ⅰが行われる、第二校舎302教室へと向かうのだ。
高槻准教授の最初のテーマは異界についてだ。相変わらず人気の高槻彰良准教授の講座は、有名な都市伝説、“きさらぎ駅” について語られる。
さて、今日は当地方木更津は薄雲が広がっており、日の指す穏やかな天候だ。少し蒸し暑い。しかし中国地方の鳥取県あたりは大雨警報が発せられて、氾濫した川もあり、記録的短時間大雨災害情報が発せられている。
線状降水帯の記録されているところもあって、大変な事態を招いているようだ。
狭い日本とは言いながら、各地の状況は時により差があり、気象情報は災害の大きさの、顕著にその差を示している
# | タイトル |
---|---|
第一章 | 四時四十四分の怪 |
第二章 | 人魚のいる海 |
「extra」 | それはかつての日の話Ⅱ |
![]() にほんブログ村 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます