今日15日、日帰りバスツアーで「三春の滝桜」を観桜してきた。
冬はごつごつした老木が、東北の遅い春の陽ざしを浴びると、紅色の流れ落ちる滝のように可憐な花を咲かせるのだ。
樹齢1000年といわれるこの桜には、桜の神が宿るのか?と思わせる劇的な出会いになったのです。
昼過ぎから俄かに空が真っ暗になり、寒い強風が吹き付け、激しい雨がバスの窓を打つ。
コートを着てバスを下りて傘をさし、滝桜への道を登っていくと除々に雨はこやみに、何と虹まで出てきました。
そしてだんだん青空も広がり、1時間の滞在中には遠景の山までも見えてきました。何という出会い!
高さ13.5㍍、幹回り8.1㍍。枝張り東へ11㍍、西へ14㍍、南へ14,5㍍、北へ5,5㍍。
エドヒガン系のベニシダレザクラ。美しいは当たり前ですが、桜の精か、はたまた神か、、、。
長い年月にわたり慈しみ、手入れをして来た人たちの、想いの丈がほとばしるようにも見えました。