ゆみねこ日記

アラ還おばさんの日常日記です。

7月の読書記録

2018-08-01 08:35:58 | ブックレビュー
7月の読書メーター
読んだ本の数:32
読んだページ数:10444
ナイス数:3953

真夜中の子供真夜中の子供感想
博多・中洲に「真夜中の子供」と呼ばれる少年がいた。実母と養父から虐待を受け、住む場所も定まらない少年を、中洲の人々は育み見守った。とても引き込まれて一気読み、映画化決定とのことで楽しみです。お薦め本!
読了日:07月01日 著者:辻 仁成
滅びの園 (幽BOOKS)滅びの園 (幽BOOKS)感想
何とも不思議な世界観の本でした。ふと降り立った駅は、見知らぬ世界。そこで平穏な生活を送る鈴上誠一の視点と、同時期に発生した謎の物体・プーニーに侵食され滅亡に向かう地球。どういう結末を迎えるのか、引き込まれて一気読み。
読了日:07月02日 著者:恒川 光太郎
風は西から風は西から感想
ガツンと心を掴まれ、一気読み。広島で両親が営む居酒屋を継ぐため、大手居酒屋チェーン「山背」に入社した健介は、疲れはてて自死してしまう。彼はなぜ死を選ばねばならなかったのか?恋人・千秋と健介の両親が、「山背」に戦いを挑む。お薦め本です!
読了日:07月03日 著者:村山 由佳
未来未来感想
父を亡くしほとんどの時を人形のようになって過ごす母を支える少女・章子に届いた30歳の自分からの手紙。誰が書いたのかは想像した通りでしたが、章子や亜里沙の周りの大人たちのゲスさに読んでいて切なくなりました。30歳になった彼女らが、彼女らを励ました手紙の送り主が、幸せな未来を迎えられることを願いつつ読了。第159回直木賞候補作。
読了日:07月05日 著者:湊 かなえ
ホテル・コンシェルジュホテル・コンシェルジュ感想
うーん、これは残念ながら私の好みではありませんでした。さらりと流し読み、さっさと次の本へ。
読了日:07月05日 著者:門井 慶喜
向こう側の、ヨーコ向こう側の、ヨーコ感想
小説家の永福陽子中心のA面と、主婦・大森陽子のB面。真梨さんらしいイヤミス、これは集中して一気に読まないと内容を理解しにくいかも?まさに「向こう側の、ヨーコ」でした。
読了日:07月06日 著者:真梨幸子
トッカン 徴収ロワイヤルトッカン 徴収ロワイヤル感想
面白かったです! ぐー子の成長ぶりが垣間見え、税大研修での発表会では大活躍。対馬のゴールドフィンガーは情景を想像するだけで笑えました。またぐー子に逢いたいので続編を待ちたいですね。
読了日:07月07日 著者:高殿 円
さしすせその女たちさしすせその女たち感想
5歳と4歳の子供を育てながら、働く39歳の多香実。仕事と子育ての両立に頑張る母親の大変さがひしひしと伝わり、夫・秀介のダメっぷりが腹立たしい。夫側からの書き下ろし短編も面白かったけど、世の夫たちの大半がこんな感じでしょうね。自分の子育て時代を思い出して怒りが甦った。。これからお子さんを持とうとする世代の方々、読んで下さいね♪「定年オヤジ改造計画」とあわせて読むと良いですよ!
読了日:07月07日 著者:椰月 美智子
零れた明日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫)零れた明日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫)感想
捜査一課の一ノ瀬拓真は、隣の係の失敗の尻拭いをすることに。ストーカー殺人かと思いきや、事件は意外な方向に。新しい上司との関係に悩み、臨月の妻を気遣う一ノ瀬。彼の成長ぶりが頼もしく思えたシリーズ6作目。
読了日:07月09日 著者:堂場 瞬一
キッチン風見鶏 (ハルキ文庫)キッチン風見鶏 (ハルキ文庫)感想
とても心暖まる1冊です。見えることで上手く人付き合いが出来なかったウエイターと占い師、お客さん一人一人に合わせた料理を作るオーナーシェフ。お店の名前に込められたものは? 森沢さんファンならば、きっと気付く「とある」場所。これ、何度も読み返したくなりますよ。お薦めです。
読了日:07月13日 著者:森沢明夫
西郷の首西郷の首感想
幕末から明治の歴史の転換期に生きた二人の加賀藩の足軽。軍人となり西南戦争で西郷の首を発見した千田文次郎と、不平士族となり反政府運動にのめり込み大久保利通を暗殺した島田一郎。無二の親友の友情と別離を描いた長編。明治維新の光と影かな。少し長かったけれど、伊東さんの文章は読みやすいので一気に読めました。
読了日:07月14日 著者:伊東 潤
疾風の女子マネ! (創作児童読物)疾風の女子マネ! (創作児童読物)感想
大昔、高校陸上部の女子マネをしていた私。とても懐かしく、青春時代を思い出しました。不純な動機で陸上部のマネージャーになった咲良の成長譚。
読了日:07月15日 著者:まはら 三桃
鏡じかけの夢鏡じかけの夢感想
ヴェネツィアから流れ着いた一枚の鏡をめぐる連作ホラー短編集。戦前の脳病院・鏡研ぎ職人と美青年、舞台女優とパトロンなど、切なく悲しい結末が。夏向きのちょっと怖い作品です。
読了日:07月15日 著者:秋吉 理香子
婚活食堂婚活食堂感想
元占い師の女将が営むおでん屋「めぐみ食堂」。恋の悩みを相談する常連客を優しく包み込む女将と、美味しそうな料理の数々。食堂のおばちゃんシリーズの「はじめ食堂」とは一味違ったテイストですが、こちらも面白かったです。
読了日:07月16日 著者:山口 恵以子
不在不在感想
今まで何作品か読んだ彩瀬まるさんの作風と違っていて、とても新鮮な読後感でした。長い間疎遠だった父の死で、元開業医だった古い洋館を引き継ぐことになった漫画家の娘。四半世紀ぶりの実家を片付けて行くと知らなかった父の痕跡が露になり、自身の仕事や恋人との間に不穏な出来事が起こる。家族の形・愛情、とても考えさせられました。
読了日:07月17日 著者:彩瀬 まる
わたし、定時で帰ります。わたし、定時で帰ります。感想
軽めのお仕事小説かと手にして読み始めてビックリ。仕事は定時で終わることがモットーのヒロイン・結衣、彼女の上司はクライアントの言いなりで、部下に犠牲を強いるブラックな奴。働き方改革が叫ばれて久しい今日、中々読み応えのある1冊です。
読了日:07月18日 著者:朱野 帰子
砂の家砂の家感想
一家心中の生き残りの兄と弟。兄は必死に這い上がり、弟は堕ちて行く。親の罪に翻弄される兄弟に胸が痛みました。親のように慕い、尊敬する社長を守ろうとする兄・健人。タイトルが全てを語っています。
読了日:07月19日 著者:堂場 瞬一
本性本性感想
謎の女・サトウミサキ。その女と関わったものは、すべてを失い不幸になる。その頃別の焼死事件を追う刑事・安井。焼死事件の地道な捜査から浮かび上がる15年前の悲劇。結末が知りたくて一気に読了しました。「本性」、ガツンと心に残りました。これはお薦め本ですよ。
読了日:07月19日 著者:伊岡 瞬
骨を弔う骨を弔う感想
うわ~、宇佐美まことにしてやられました!これは面白くてページをめくるのを止められず。30年前に学校の理科室から盗み出した骨格標本は、本物だったのか?かつて小学生だった5人の幼なじみ、その記憶が掘り起こされたとき、隠されていた真実が明らかに。お薦め本です♪ 早く文庫になって欲しいなぁ。
読了日:07月20日 著者:宇佐美 まこと
シロガラス5 青い目のふたごシロガラス5 青い目のふたご感想
前作から少し間が空きましたが、読みはじめると一気に引き込まれました。白烏神社に迫る不穏な青い目のふたご。問題は子供たちだけで止めておくことが難しくなり、大人たちを巻き込んで行くことに。新たなステージに向かう千里、直ぐにでも続きが読みたくなりました。
読了日:07月20日 著者:佐藤 多佳子
殺戮の罠-オッドアイ (単行本)殺戮の罠-オッドアイ (単行本)感想
オッドアイシリーズ第5弾。離島勤務から捜査一課に戻った朝倉は、警視庁と自衛隊警務隊のハイブリットチームのリーダーとして活動することに。かつて所属していた特戦群の仲間たちの謎の死を捜査しているうちに巨大な陰謀が明らかに。うん、このシリーズは不死身の朝倉の大活躍を読むのが楽しいです♪
読了日:07月21日 著者:渡辺 裕之
無暁の鈴無暁の鈴感想
仏教に裏切られ、無頼の人生を選んだ無暁。江戸深川・八丈島、そして出羽での晩年、波瀾万丈な生涯。彼が求めた人生とは何だったのでしょうか?江戸から八丈島までの物語は引き込まれ集中して読めたのですが、出羽三山の宗教的な説明辺りからやや冗長な文章で読みにくかったのが残念。力作だとは思うのですが。
読了日:07月23日 著者:西條奈加
爆身 (文芸書)爆身 (文芸書)感想
凄腕のボディガード・キリ、警護を依頼されたクライアントが目の前で爆死した。謎のフィクサー・睦月の依頼で事件の真相を追うことに。人体発火は呪殺だったのか? 登場人物は多かったのですが、すらすらと読めるのが大沢作品の良さ。あまり深読みせずに楽しめました。
読了日:07月24日 著者:大沢 在昌
穢れ舌穢れ舌感想
「星をつける女」の第2弾。経歴詐称の女・蔵元の偽装、高級鮨店の密漁・密輸。食の信頼を裏切る奴らの闇を暴く。黒幕の悪党をもっと徹底的にやっつけて欲しかったけれど、これは続編を期待出来そうなので、楽しみに待ちたいです。
読了日:07月25日 著者:原 宏一
アゲハの公約アゲハの公約感想
恋に破れ、生まれ故郷に戻った26歳の久ヶ沢上葉(アゲハ)。町村合併で誕生する新しい市の市長選に成り行きで出馬することに。ふるさとの梅林を守り、町を活性化するための街コン開催を公約に掲げ、アゲハの選挙戦が始まる。サクサク読めて楽しめました。重い読書の合間にお薦めします。
読了日:07月26日 著者:三萩 せんや
水槽の中水槽の中感想
海の近くの高校に通う遥は、仲良しのマーリンとゆるく過ごす毎日。同じクラスの考古学部のアルトが気になり、これは恋なのかと悩んだり。あ~、青春だなぁ!夏休みに読むには、タイムリーな1冊。
読了日:07月26日 著者:畑野 智美
ひとひと感想
良書! 両親を相次いで亡くした二十歳の柏木聖輔は、50円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことをきっかけに、砂町銀座の惣菜店で働き始める。天涯孤独の聖輔を温かく見守る人たち。聖輔の生き方を思わず応援しながら読了しました。お薦め本です。
読了日:07月26日 著者:小野寺 史宜
鵜頭川村事件鵜頭川村事件感想
何とも重苦しい読後感です。亡き妻の故郷・鵜頭川村へ墓参りにやって来た岩森明と娘の愛子。豪雨に見舞われた山間の村で起こった惨劇。家同士の対立から狂気の騒乱が。架空の地名ですが、方言が新潟のものなので、何ともいやぁな読み心地でした。でも、読むことを止められない面白さも。櫛木さんはクセになります。
読了日:07月27日 著者:櫛木 理宇
風に恋う風に恋う感想
吹部の母だったので、とても面白く読ませてもらいました。全国金賞を取った時の部長がコーチとして戻り、突然部長に指名されたのは、入学したての1年生男子。王道の青春部活物語、これは良かったです。前作「拝啓、本が売れません」は数ページで挫折したのですが、読まずにいたのが吉と出たかも?これは購入して、今も趣味で吹奏楽を続けている娘にプレゼントしちゃいます。
読了日:07月28日 著者:額賀 澪
神に守られた島神に守られた島感想
戦争末期の沖永良部島。島の少年・マチジョーの視点で語られる、島の暮らし。沖縄では激しい戦いが行われ、島にも米軍機が攻撃にやって来る。戦争が奪っていった命・家族、普通の暮らし。この時期にぜひ読んで欲しい1冊です。お薦め本。
読了日:07月28日 著者:中脇 初枝
わたしの忘れ物わたしの忘れ物感想
H大学生部から無理矢理紹介された、大型複合施設の忘れ物センター。地味で目立たない中辻恵麻が、忘れ物とその持ち主との出会い、センターのスタッフとの交流で変わって行く。なぜ、中途半端な期間限定アルバイトだったのか、最後まで読むと謎が解けます。
読了日:07月29日 著者:乾 ルカ
凶犬の眼凶犬の眼感想
面白かった!ひよっこだった日岡がどんどん大上のようになっていく。やくざの国光がとても魅力的でした。仁義と正義、柚月さん、続編を是非!
読了日:07月30日 著者:柚月裕子

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