Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

酒蔵の酒飴

2008-09-15 20:51:49 | おいしいもの
 砥部町に協和酒造という小さな蔵元がある。清酒「初雪盃」を造っている。好きな酒だ。「小さな」というのは手づくりができるといういい意味で使っている。
 愛媛の蔵元には小さなところが多いため、工夫をこらしたおいしいお酒を手づくりで造ることができる。
 この飴は、、酒粕からつくったあめで、無香料、無着色だ。
 口にふくむと甘酒の香りがひろがって、何か懐かしく感じられる。
 協和酒造は甘酒も造っている(蔵だより: 甘酒パワー。)が、これが本格的で、まるでアルコールが入っていないにごり酒だ。
 東京農大の小泉教授によると江戸時代頃には甘酒は夏の飲み物だったらしい。当時は冬よりも夏に亡くなる人が多かった。暑さに耐えられなかったからだ。そのような時の甘酒は体力回復に即効性があったと考えられる。ブドウ糖が極めて多く、必須アミノ酸群やビタミンも含まれている。甘酒は江戸時代のブドウ糖液であり、総合ビタミンドリンク剤であり、必須アミノ酸強化飲料だったとしている。
 次はおなかの消毒を兼ねて、アルコールの入ったにごり酒を飲むことにしよう。
コメント
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