Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

博多3

2019-07-09 21:54:22 | お酒
最終日は、予定を入れておらず、ゆっくりと過ごすことにしていた。

まずは天神と博多駅でうろうろ。

お土産を買って安心したので、花山に行く。

日曜日は花山が12時から開いているのがわかっていた。

昼酒を飲むことはほとんど無いが、たまにはいいだろう。





花山は昨年の9月から屋台でなく実店舗になった。

と言っても建物の中に元の年代物の屋台を入れ込んでいて、飲んでいても雰囲気は以前と全く同じと言っていい。

2階にはテラス。




中には座敷もある。

そして、清潔なトイレもできた。

でも、まだ外の筥崎宮の公衆トイレに行くお客さんもいると大将が笑っていた。




今どの業界も人手不足だ。

花山も同じで大変らしい。

屋台であればいろいろな設備を毎日設置撤去しなくてはいけない。

実店舗になってかなり楽になったらしい。

屋台でなくなるとネットで最初に知った時は驚いたし、複雑な気持ちだったが、大将は何十年も前から実店舗の話しをしていたので、その時すぐによかったねと電話した。

花山がずっと続けるためには正解だったと思っている。


時間が早いので、大将は背中を向けて仕込みをしている。




生ビールに、




シロ2本と、バラ、ズリ。




ここのシロは、うまい。

懐かしいのとお腹が減っていたので豚足を頼む。

昔を思い出して瓶ビールに変更。




豚足は香ばしく、驚くほど柔らかい。

飛行機は最終便なので時間があり飲み過ぎ注意なので、中休みを取り、筥崎宮の参道でやっていた骨董市を見に行く。

人出はすごくて、花山も満員だった。




境内にあるパワースポットで石を撫でる。




ここは気持ちよくなります。




喉が乾いたので店に帰って、昔はなかったハイボールにしてみる。




肴はコブクロの酢の物だ。




最後はラーメンでしめる。




これで、博多の食べ納めだ。



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博多2

2019-07-06 14:29:21 | お酒
2日目は、午後から大学のクラブの70周年記念式典があったが、午前中も他の行事があったので、それにも参加した。

40年ぶりに会う大先輩も多かった。

誰かわからなくて、よく指導に来ている同級生に訊いても知らないと言われるくらいだった。


現役選手の動きを見ていると身体が反応し、芯から熱くなってきた。

身体に染みついていた野生の魂が蘇ってきたようだ。

大先輩が自然に身体が動くだろうと声をかけてくれた。

みんな同じらしく嬉しかった。


大学に入学してすぐクラブのガイダンスに出た。

練習を見学した後、パンと牛乳が配られた。

苦学生だったので、豪華だと思っていたら、「端の人から順番に入部した理由を言ってください。」と言われたので、みんな目玉が飛び出しそうになった。

だまされたかと思いながらも、多くの新入生が入ることになった。

我々の学年は、37人が入部した。


練習時間は勧誘時の説明と違い、月曜から金曜日までは午後4時半から8時半。

土曜日は、2時半から8時半。

厳しい練習で、同級生は次々とやめていく。

人数が10人を切ってからは誰かは残らなくてはいけないという思いがあるので、誰かがやめたと知ると次は誰かとみんなで顔を見合わせた。

やめるなら今だと思ったりしたが、何の因果か残ってしまった。

1年後、同級生は3人になっていた。

上級生になっても練習は厳しく、休みの日曜日はヘトヘトで、午前中は横になり、午後から下宿に同級生が来るので、「天神でも行くか。」と言ってバイクの後ろに乗せ、街を当てもなくぶらぶらして、疲れるといけないので下宿に帰った。

練習後は酒屋で角打ちが多かった。

大瓶3本分のサッポロジャイアントをみんなで飲む。

下戸の同級生は「牛乳が飲みたかー。」と言っていた。

4年間馬鹿になることができた者が残った。

そして仲間との楽しい思い出が多い。

同級生や学年の近い先輩後輩は同じ地獄の釜の飯を食べたので、共通の被害者意識があり今でも仲がいい。

東京に行った時は連絡するとすぐに集まってくれる。


今回わかったことがある。

私の年代頃の指導はひどかったと知られていたのだ。

同じ過ちは繰り返さないシステムが働いているようで嬉しかった。

これからも、時々顔を出したいと思った。


式典は筥崎宮近くのホテルであったので、賑やかにお酒を飲んだ後は屋台花山に行き、同級生と二人で30年ぶりの懐かしい話しと近況報告でいい時間を過ごすことができた。




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博多1

2019-06-30 20:25:42 | お酒
先日、大学のクラブの70周年記念式典があったので、2泊3日で博多に行ってきた。

これまで記念式典に出たことはなかった。

10年後に出ることができるかどうかわからないので行くことにした。

初日は、懐かしい雰囲気を味わいたくて六本松に行く。

教室や練習していた建物はもう無くなり、再開発が行われ街並みは変わっていたが、周りは昔の雰囲気が残っていた。

ランニングやウサギ跳びでしごかれていた近くの陸軍墓地(谷公園)へ行く。




この階段でヒイヒイ言っていた。


昼ご飯は、博多ラーメンのつもりだったが、マップを見ていてすぐ近くにあった「とら食堂」でワンタン麺を注文。




福島県のラーメン屋の支店らしいが、きれいに澄んだスープだ。

優しい味がした。


その後、闘病中の大学時代の同級生がいる施設に行った。

予想以上に元気で、話しが弾んだ。

量は少しだが、お酒もよく飲むと聞いて安心した。


そのあと、とどろき酒店の三筑本店に行く。

ワクワクしながら冷蔵庫をのぞいて、愛媛で手に入らない日本酒を探す。

店員さんは若い人が多く、活気のあるいい店だった。

端から2本目と4本目がお勧めだった。




夜は、同級生が集まってくれておいしいものをいただく。

同級生たちはヤリイカの活造りを必ず注文する。

博多では定番になっているようだ。




歯応えがすごく、甘みが強い。

私はやはりゴマサバが懐かしい。




学生時代は日替わり定食にも、ゴマサバの小鉢が付いていることがあった。

上品に一切れづつつまんでいたら、「こうやると。」と言われ、全体をかき混ぜてくれた。

確かに。


刺身の盛り合わせも天然の魚でおいしかった。




中州の日本酒を沢山置いている店に行く。







友人はまだ元気で、シメのラーメンを食べるというので付き合う。




やっと豚骨ラーメンを食べることができた。




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久しぶりの博多

2017-08-06 22:23:34 | お酒
4年ぶりに博多へ行ってきた。

がんペプチドワクチンの治療のために行ったのが最後だった。

その時の体調は非常に悪く、お腹がへるという感覚が数ヶ月なく、食欲も無い頃だった。

今回は、大学の同級生が、がんではないが、病気を患っているので、いろいろ話をするため行ってきた。

8年前、私ががんを再発した時、松山まで見舞いに来てくれた同級生だ。

朝一の便だったけど同級生の一人が迎えに来てくれたので、午後の予定の時間まで世界遺産で注目の宗像市に行くことにした。

集客数が日本一と教えてもらった道の駅むなかたに行く。

平日なのに客が多く食堂もいっぱいだ。

新鮮な魚介類も多い。

以前テレビで紹介されていたことを思い出した。

下の大きいのがクエ(アラ)だ。




アオハタ。




刺身用のアナゴもあった。




昼ご飯は、弁当を買って海で食べることにした。

ウニ飯とかしわ飯。




絶景の中で昼ご飯だ。




午後から闘病中の同級生とじっくり話をする。



夕方になったので、再会を約束して、博多の街に出る。

0次会は立ち飲み。




いろいろ試してみる。




1次会は、がんペプチドワクチン接種の後、よく行っていた「馳走 やまとや」に同級生が集まってくれた。

店の人も覚えてくれていた。

五島列島の天然魚の刺身がおいしい。

活けイカもおいしかった。




締めは屋台花山だ。

雑誌dancyuの7月号では花山が表紙を飾っていた。

学生時代、博多最後の夜は、夕方4時に花山に行き、大将と一緒に屋台を組み立てさせてもらい、5時から飲み始めた。

当時は、朝の5時頃までやっていたが、さすがにしんどくなり、3時に大将にお礼を言って店を出た。

花山に行くと、大将は今でも「お帰り」と言ってくれる。




大学で4年過ごしただけだけど、同級生との繋がりはすごく強い。

いい学生時代だったと思う。


今回も博多でいい時間を過ごすことができた。



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作(ざく)

2016-11-22 00:24:06 | お酒
息子たちが三重県に出張したので、一応、「欲しい酒がある。」と言っておいた。

仕事なので無理を言わないようにしていたが、仕事が終わって酒屋に行ってくれたようで、「何がいるん。」と連絡があった。

悪いなと思ったが、三重県の色々な好きな酒の名前を並べた。

瀧自慢だったら純米吟醸の雄町だとか、いろいろ面倒くさいことを言ったが、作があることがわかった。

今年の新酒があるというので買ってもらうことにしたが、純米大吟醸だと言う。

でも、値段も手頃だった。

楽しみにしていた。

開栓しようとすると、金具ではなく、プラスチックだった。

さすがだ。




お金は出すよと言っていたが、お土産で私の好きな奏乃智も一緒に買ってくれていた。





身体に染みこむ酒だった。

ありがとう。



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