ひやおろし

　新酒は稲刈りが終わって少し寒くなって、今か今かと期待して待って、やっと味わえるそのフルーティーな香りがたまらない。
　「ひやおろし」は新酒が酒蔵のなかで夏を越え熟成し、秋になって出荷する酒だが、その濃厚な落ち着いたうまみを楽しむものだ。

　いろいろな愛媛の酒を飲むつもりだが、たまたま、今日も森の翠。

　あては、国産丸大豆使用の生湯葉。わさび醤油で食べる。

　少し、あてが弱いか。度数が20度あるので手強い。
　いや、失礼。生湯葉も濃厚。さすが国産丸大豆。
　いい時間が過ぎる。
　・・・・・・・・・・・・・・・
　度数が強い原酒は、昔からの日本酒の飲み方にあまりこだわらず、ロックでいくのもいい。
　お酒の神様に失礼がなければ、自分が楽しめる飲み方でいい。