我楽多(がらくた)日記

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今日もバレエ

2013年07月11日 22時32分30秒 | 懐かしのまんが

今日もバレエネタ。

白鳥  松尾美保子  りぼんカラーシリーズ 昭和43年

   




   
早坂けい。
小さい頃、いやいや習ってたバレエ。
だが、発表会に出た事でバレエにのめり込んで行く。
母とも別れ先生の養女となり、ただひたすらバレエのレッスンに明け暮れ、
主役を踊るまでになって行く。


   
そこに早苗という少女が現れる。
早苗は、次第にけいを脅かす存在になって行く。
ある日けいはアキレス腱を切ってしまう。
代役で出た早苗は喝采を浴び、次回の公演も主役に。
絶望したけいは死のうと家を出るが、新聞記者の山内に励まされ思いとどまる。



   
復帰したけいは、早苗とバレエを踊るが、それは早苗にとって最後のバレエだった。
ライバル早苗が去り、自分を励まし続けてくれた山内も去って行き、
ついには母も亡くなってしまう。



   
悲しみに暮れるけいだったが、バレエだけは自分のもとを離れない、
これからもこの道を歩いて行くんだ・・・そんな思いを胸に
けいは再び舞台に立つのだった。




松尾先生のダンスシーンは躍動感がありますね。

自分のファンだった早苗が、ぐんぐん力をつけて行き、次第に自分の立場と
取って代わる存在になって行く・・・
けいの心境は脅威でしょうねー。
でも、こういう事ってどんな世界にもあるよね。
それだけに、第一線を維持してく ってのは、並々ならない事だよね。

母親とも別れ、バレエづくしの生活。
以前読んだ、松尾先生の 「傷ついた白鳥」(少女コミック) と言う作品も、
家族との暮らしを断ち切り、寮に入って毎日毎日バレエバレエ・・・
たとえ親が危篤でも会えずに、ただひたすらバレエに打ち込む
って内容のマンガだった。

なんだか、外国でならありそうだけど、日本ではそこまでの所は
ないような気がしますが・・・どうなんでしょう?


背表紙には、少女時代の 森下洋子さんが・・・。(右)

   

きっと、この頃の森下さんもけいのように何足もトゥシューズを履きつぶして、
追いつけ追い越せとレッスンしてたのでしょうね。


 

コメント
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