少し前に東京マラソンが開催されましたが、その映像を見ていて、
「あれだけの人数で推手をやったらさぞかし壮観だろうな」
と思いました。
いつか実現してみたいです。
まずは「100人推手」からですかね(笑。
かの哲学者、ユルゲン・ハーバーマスも「何かを変えるにはちょっとずつやるしかない」という様な事をおっしゃっていますしね。
さて、3月最後の推手サークルはFNPです。
今回もレギュラーメンバー6人でやりました。
100人には遠く及びませんが、熱意は人数に勝るとも劣りません。
最初は4人で開始し、1人加わって5人。
5人だと1人余るので、2人組と3人組の2チームを作り、3人の方は日本の武道でよくやる「掛かり稽古」でやってみました。
1人に2人で次々に掛かっていくやり方です。
HKさんは2人まとめて相手しておられましたが(笑。
その後、もう1人加わって6人になったので通常営業です。
HKさんとMiさんはそのままフルコン系の研究に突入され、2時間の練習時間が終わって懇談会に入ってからも続いていました。
すごいエネルギーです(笑。
管理人は3人組から離れてKKさんからキンダのレクチャーを頂きました。
四正推手をしながら自然に関節技に嵌められるように練習します。
全体を丸ごと会得しようとすると頭が混乱するので、まず相手をロックして極めた「終わり」の形を覚えておいて、そこに至る経過を後から追加した方が分かりやすいと思います。
交代してKKさんHDさん組、Aさん管理人組のペアです。
KKさん組は基本に忠実な推手をされていました。
Aさんと管理人組は打撃の力の乗せ方とか、推手の細かいテクニック、久々に「ぬるぬるキンダ推手」とかをやってみました。
最後にもう一回交代します。
KKさんAさん組は激しいキンダ推手を繰り広げておられました(笑。
HDさん管理人組は対照的に静かに静かに単推手をやってみました。
見た目とは裏腹に、お互いに色々実験していたみたいですけど(笑。
太極拳を広く適用しようとする人、逆に太極拳を別のものに取り入れようとする人、など様々です。
視野を広くして自分の世界を大きくする試みが、いつか周りの世界そのものをも変える力になると思います。
といった所で2時間は瞬く間に過ぎ去りました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
練習後の懇談会がだんだん長くなってきました。
夏季がピークで3時間近く、冬は30分ぐらい、と季節に応じて変化しますから、それだけ暖かくなってきたと言う事でしょう。
前述のようにHKさんたちはフルコンの研究に没頭され、残りの人たちは巌流島の太極拳家の話や、夜のコンビニ勤務は危ないので店員は帯刀すべきだ、など話題は尽きませんでした。
次回のFNPは4月3日です。
それから、今年の推手サークルジャンボリーは5月3日の日曜日を予定しております。
こちらも宜しくお願い致します。