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★「戦国自衛隊」はあっちがいい!=角川映画祭編❸

2016年08月23日 | 新聞
©️KADOKAWA

(8月20日付の続きです)
角川映画40年記念「角川映画祭」に行った(角川シネマ新宿で9月2日まで)。
角川映画第6作「戦国自衛隊」(1979年)を超久しぶりに劇場で観たけど、
「うーむ……。やはり、最後のシーンがよく分からん」
だった。
福井晴敏原作リメーク版「戦国自衛隊1549」(2005年)の方がスタイリッシュで良かったかな、と感じた。
*「戦国自衛隊」
原作=半村良、脚本=鎌田敏夫、監督=斎藤光正
出演=千葉真一、中康次、江藤潤、夏木勲(夏八木勲)、かまやつひろし、鈴木ヒロミツ、岡田奈々、小野みゆきほか

*「戦国自衛隊1549」
原案=半村良、原作=福井晴敏、監督=手塚昌明
出演=江口洋介、北村一輝、綾瀬はるか、中尾明慶、伊武雅刀、鹿賀丈史、鈴木京香ほか


戦国時代に自衛隊一個部隊がタイムスリップするコンセプトは両作同じ。
「1979」年版は戦う相手が槍や刀の戦国武士だけど、「1549」版はタイムスリップし暴走した武装自衛隊——歴史を修正するため、江口チームが派遣されて戦国時代で激突するストーリーに一新されている。
ミリタリー大好き作家・福井晴敏さんの原作のほうが、練られているし(当たり前だけど)CG駆使の映像の迫力が違う。

今回観た「1979」版は、若き日のアノ人たちが出ていたので、ヘェ〜だった。
千葉真一さん=渋い
夏木勲さん=いい味
江藤潤さん=若い
三浦洋一さん=チャラい
にしきのあきらさん=浮いてる…
かまやつひろしさん=なぜ出演…
鈴木ヒロミツさん=太い…
岡田奈々さん=超かわいい
小野みゆきさん=今どこに…
角川春樹さん=セリフ棒読み……

角川映画全48作。
観たいのは、あと1983年「時をかける少女」、1980年「復活の日」……9月2日までに間に合うか。

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