公開中のスタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」(→7月9、11日付みてね)の米林宏昌監督(40)による映画公開記念原画展に行った(東京・池袋の西武本店別館2階の西武ギャラリーで7月28日まで)=写真。
第1作「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)もそうだったけど、米林監督の描く少女は実に上手い&愛くるしい(ジブリで一番ではないかしらん)。
宮崎駿監督(73)が
「麻呂(米林監督の愛称=物腰が平安貴族のよーだから、とか)は、暇さえあれば美少女ばかり描いている。それも、外国のコ」
とコボしてしたという。
ちなみに、鈴木敏夫さん(65)は
「宮さん(宮崎駿監督)は、戦闘機などの〝兵器〟ばかり描いているくせに」
と心の中でつぶやいていた、と会場のボードに寄せていた。
「マーニー」の絵コンテが圧巻。1枚欲しいぞ。
ノートのいたずら書き風でも、表現力のある人は、何を描いてもアートになるのだなぁ。
ラフスケッチや下絵を、親子連れが一枚一枚見入っていた。
中学生らしいメガネをかけた女のコが
「ふーん、アニメ映画ってこんなにすごいんだぁ。あたしも勉強しなきゃ」
将来のジブリ・アニメーターになるかもしれないね。
こういうプロの技を間近で見ると、子どもたちは真剣になるのだねぇ。
技あり、ジブリ夏休み企画。
原画展には多くの人が詰めかけていたけど、併設のジブリ・ショップも混雑。
知人に、「マーニー」映画サントラ盤CDとポストカードを土産に買ったのでございました。