降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★地震!そのとき新幹線は……。

2014年09月17日 | 新聞


ウイーン、ウイーン、シューー…………。
突然、車内の明かりが消え、換気も止まった。
僕の乗った岡山行き下り東海道新幹線は、小田原手前の畑の中で停車した。
「緊急停車いたします。
緊急停車いたします。
自由席でお立ちのお客さまは何かにおつかまりください」
「さきほど12時半ごろ、茨城などで強い地震がありました。小田原ー東京間で送電が止まったため、しばらくこの電車は停車いたします。
運転再開までしばらくお待ちください」
と車内アナウンスがあり、いたるところで
「ライ~ン!」「ピコ・ピコ!」
LINEが鳴り響いた。
へぇー、ほとんどの人がLINEを使っているんだねぇ……と感心している時ではなく。

田んぼと畑の中で、緊急停車。
おなじみ「727」の看板と送電塔が見えるほかは、数軒の民家ぐらいしか見えない。
「……繰り返します。
地震の影響で現在、東京ー小田原間で停電しています。そのため、各新幹線は止まっております」
「送電がなく車内換気がしばらく出来ないため、
15、16号車の喫煙車両のお客さまは、おたばこはご遠慮ください」
……はい、誰も吸っていません。

約14分後に運転再開(写真)したが、
名古屋には9分遅れ、京都には到着が5分遅れにまで縮まっていた。

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