降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★東京土産は夕刊産經=初秋の京都編①

2014年09月18日 | 新聞


初秋の京都に来た。
祇園の愛人と(→1度言ってみたかっただけどすえ)河原町通を歩いていると、大型ビル新築工事も多いけど、
相変わらずシャッターを閉めたまま店舗跡が目につく。
「なんか(河原町通は)えらい家賃が高いらしゅうて、店が埋まらへんらしいわ。
だから、カラオケやドラッグストアばかりになってしもぅて」
と、京都生まれ&育ちの愛人が言うてはった(→ニセ京ことば、堪忍しておくれやす)。

東京では手に入らなくなった産經新聞の夕刊=写真
東京本社では2002年に夕刊廃刊(←英断だと思う)、朝刊単独紙になった。
だから、関西支局勤務が長かった東京の知人土産には、いつも同紙夕刊にしているのだ(→産經関係者ではありませんよ)。50円だし(笑)。

9月17日付産經新聞大阪本社版夕刊。
ペラ1(*)含む10ページ建て。
フロント1面トップ記事は
「大阪府警/徘徊保護、全署に台帳」
「全国初、写真付き公開」
中面は生活&ビジネス&ファッション情報が中心で、ウリの〝愛国〟情報はなかった(たまたまかも、笑)。

ちなみに、毎日新聞大阪本社版も同じネタで
「身元不明者台帳、家族に/大阪」
「認知症など、警察署で閲覧」
左カタも産經と同じ「シャトル後継」だった。
(こう同じネタのとき、面担整理はツライこともあり、ヤッタネ!ということもあり、なのだった........紙面審査会があるから)


(*)ペラ1=ぺらいち
見開きではない1枚だけ、つまり表と裏だけの2ページだけの紙面のこと(→新聞社によって呼び方が異なることがあります)。
ペラ1を嫌がる新聞社経理の人は多く、
「印刷時に手間と費用がかかる。
ペラ1は用紙代プラス編集→印刷→発送→配達までの全工程を含めて換算すると、だいたい『1円』かかっている計算なのだ。
だから、無くせば1円 × 部数が浮くのだが........」
と言っていた。

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