降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★北の街はコートが必要だった=哀愁の函館編2

2010年10月20日 | 新聞
【19日付の続きです】
函館空港に降り立つと、迎えの方が
コートにセーター!
を着ていた。
東京は汗ばむほどの陽気だったので、「いくらなんでも、早いでしょワハハ」と外に出たら、
寒かった!
9度――北海道新聞を見たら「道内きょう積雪も」の記事。

日本は広いなあ。
東京22度なのに、函館は晩秋のよう=写真は十字街あたり。
道行く西高生や若い女の子は、ダッフルコート姿のコも見かけた。
寒さと○○○に負けるな若造(←○○○に好きな言葉を入れてください)。

「テナント募集」
「入居者募集」
「売家」
「空地。問合せは○○不動産まで」
函館駅前通りは、どこの地方都市と同じくシャッター通りとなっていた。少し前まで比較的元気だった消費者金融(サラ金)も、総量規制で撤退し空きビルが無残。
朝市の呼び込みの声が北の街に響く。

で、夜。
ほとんど21時ごろには飲食店は店じまいし、ヒュ~と北風が吹き、寒さがさらに増すのであった……。
こんな夜は、北海道新聞でも隅から隅まで読み込もうっと。