降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

●五木寛之さん全出版社を制覇したのではないか?

2009年09月16日 | 新聞/小説
またまた、五木寛之さん(78)の話(笑)=写真。

突然気がついたのだけど、五木さんは在京大手出版社を完全制覇したのではないか?
これほど多くの社から刊行している作家っているのだろうか?(いるかもしれない…)

▼文藝春秋=直木賞受賞「蒼ざめた馬を見よ」以来の長いお付き合いで、かつては全24巻作品集も。

▼新潮社=大ベストセラー小説「戒厳令の夜」「風の王国」のほか、最近は新潮新書「人間の覚悟」でベストセラー。

▼角川書店=古い作品では「燃える秋」から。角川春樹元社長時代に見城徹氏が手がけた記念碑的作品。

▼幻冬舎=社名命名から、ミリオンセラー「大河の一滴」などジャスダック上場に貢献。見城徹氏、石原正康氏がシンパ。

▼角川春樹事務所=「旅のパンセ」などアンソロジーもので。

▼集英社=ベストセラー「こころとからだ」や新書、「四季・奈津子」などを軸に文庫刊行。

▼講談社=野間佐和子社長がゾッコン。驚異の2200万部ベストセラー「青春の門」(未完)から始まり、最後の小説「親鸞」が年末に創立100周年記念事業として刊行。
講談社が最も出版点数が多い。

▼小学館=クラシックCDと初期作品ジョイントの五木クラシックシリーズ刊行。小説誌がなかったから新刊はない。


--まだまだまだまだまだまだ五木さんの刊行出版社はあるけど、長くなったので続く~。