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食育コミュニケーターsoraの「食、出会い、笑顔、夢、仲間、家族」を大切にするブログです♪

みやぎと花巻のハクサイ畑がツナガッテ「みんなの白菜物語プロジェクト」

2012年11月22日 | 日記

花巻市にあるの宮沢賢治先生が自ら耕した畑「下ノ畑」で、宮城県浦戸諸島の野ノ島の種から育てた白菜が収穫されました。

北上川の側にある下ノ畑は、宮沢賢治先生が、その当時大変珍しかった白菜も栽培されました。                            1926年に発表された詩集「春と修羅場」には「白菜畑」と題された詩が含まれています。「千の芝罘(チーフー)白菜は、はじけるばかりに砲弾なり・・・」、千株の白菜が並ぶイーハトーブの白菜畑は、まさに理想郷の夢の光景だったかもしれませんね。現在は下ノ畑保存会のみなさんによって耕し続けられています。

 

明成高等学校調理科・・高橋信壮先生は、みやぎの伝統野菜「白菜」の食文化を紐解いていたら、なんと宮沢賢治先生の「白菜畑」が書かれた2年前の1924年(大正12年)に発表された白菜の品種は松島湾の浦戸諸島から誕生した松島系品種だったのです。

もともと白菜は、中国から日本に渡来しました。しかし、それを日本の地に播いて栽培、採種した種からは丸く結球する白菜は半分くらいしか育ちませんでした。そこで、大正時代に入り、宮城県内の研究者らは他の植物と交配を防ぐため、松島湾の島々の隔離した環境でタネ採りを思いついたとか・・・この試みは見事成功したのです。

宮城県美里町にある種苗会社 渡辺採種場の創業者が、浦戸諸島に暮らす人々や生産者の協力のもと「松島純ニ号」と名付けた良質なタネを全国に供給され、宮城県産の白菜は全国に出荷されたそうです。

大正時代の松島純2号の種が宮沢賢治先生の下の畑で育った時代にタイムスリップしました。                         宮沢賢治先生の思いがツナガッタのではないでしょうかね・・・・そう妄想していたのはきっと私だけではなかったと思います。

その仕掛け人である、ふるさとの人と人、地域と人をツナゲル方・・・・高橋先生。

日本の白菜のふるさと「みやぎ」から多くを発信しています。

この日は、宮沢賢治先生の身内の方や、下ノ畑保存会のみなさん、花巻農業高等学校の生徒さん、花巻ロータリークラブの方、東京からは丸の内マルシェの方、明治大学の先生や農文協、JA花巻の職員の方、盛岡めんこいテレビ、盛岡NHKのみなさん、宮城からは明成高等学校の生徒さん、蜂屋食品の専務さん、松島白菜応援し隊としてワタシね。

花巻は雪がちらちらととても寒い日でした。手がまっかっかになるほど。

種別に白菜を置いていきました。味が微妙に違う白菜です。

 

収穫後、花巻農業高等学校で交流会がありました!

下ノ畑から車で10分くらいの花巻空港近くに学校があります。この花巻農業高等学校には・・・なんと・・・・

シャーロックホームズ???イエイエ・・・

宮沢賢治先生がおられます。・・・・・なんでもベートーベンが好きだったようですよ。なんか似てますかね

そして、学校敷地内には・・・・賢治先生のおうちまで。

ほらね、賢治先生は下ノ畑に行ってくるど~~~ってね。

偉いね・・・・ちゃんとわかるように書いてくれるのですから・・・

あとは、学校内には川も流れてましたよ・・・・びっくりですよ。

生徒さんによる「鹿踊り」でお出迎えされました。この鹿踊りは全国大会出場するほどの素晴らしいものでした。

女子の方がニ名いて、かぶりものだけでも13キロもあります。すごいです。全国大会頑張れ!!

さて、松島白菜の物語から、賢治ワールド、花巻白菜へとツナガッテの話を高橋先生から語られました。

宮沢賢治先生の弟・清六さんのお孫さんで、宮沢賢治先生にまつわるさまざまな取り組み をされている、林風舎代表取締役の宮澤和樹さんにもお話をきくことができました。笑顔の素敵な方です。蜂屋さんと月本先生です。

前日からの仕込みをし、朝早くから昼食準備をした調理科の三浦先生や生徒さん達が用意してくれた白菜フルコースをごちそうになりました。

 

こちらは、テレビ用に作ってくれました。白菜入りクリームシチューはバターは使わず、米粉入りヘルシーシチューと白菜入りトン汁、白菜漬けのご飯です。葉っぱは学校の裏にはから集めてきました。コーディネートばっちりですよね。

実際は、スキヤキや、白菜の漬物、デザートもつきました。もう満足なり!!

宮沢賢治先生のお店にも訪問!

素敵な空間でした・・・花巻駅からすぐですよ・・・・ぜひ行ってみてくださいね。

記念に・・・はい、は・く・さ・い~~~~!

縁あって・・・白菜のふるさと「みやぎ」から多くの「出会い」「ツナガリ」がありました。

郷土に伝わる古き良きものを「これから」に生かして発信してイキタイ・・・・ですね。

新たな出会いに感謝!アリガトウ。

 


みんなの白菜物語プロジェクト 2012年松島白菜収穫の巻

2012年11月19日 | 日記

明成高校の生徒さんたちと一緒に、松島にある丹野さんの畑で松島白菜を収穫しました!!

見渡すかぎり白菜畑・・・きもっちいい~~朝である。

おっきくなったなぁ~~おぬし・・・・。

なんだか・・・メラメラ・・・に見えるのは気のせいだろうか・・・・白の血管??がかなり浮き出てますねん。

シャキ・・・シャキとして、なんてみずみずしいのだろうか・・・しかし茎は・・・かなり堅くて木のようでしたよ。

 

 

月本先生が惚れている・・・この美しさ・・・・

お日さまが葉っぱに透けて見える・・・・この瞬間がとってもきれいだとか・・・・・・たしかに・・・・。

癒されるわぁ~~~。

 

さて、この白菜さん種が違いますねん。

左から、松島純2号、松島新2号(野の島)、オリンピアです。(オリンピックにできた種とか)

 

さて、この可愛い松島白菜を明成高等学校の調理科のかしまし娘が紹介しま~~す。

左から純子ちゃん、新子ちゃん、オリコちゃんね!!(種の名前だよ~~ん)

みんなの白菜物語はまだまだ続くなり・・・・

みんなの白菜物語プロジェクト・・・

リエゾンキッチンとは、宮城県仙台市にある明成高等学校調理科と同校の卒業生たちが、地域や企業、行政などと連携しながら進めている食育活動(食環境デザインプロジェクト)のことです。

リエゾンとは連携しながらつながるを意味する言葉です。未来の食文化の担い手を目指す若者たちが、故郷を愛するたくさんのみなさんと共に、人と人、心と心、地域と地域、そして人と地域と自然をつなぎながら、古きよき食文化を未来に生かしていこうという取り組みです。

活動の目的は「みんなの気持ちをつないで、豊かな食環境をつくること」、そしてふるさとの食文化を生かした「新しいふるさとづくり」を進めることです。その活動のひとつが2010年3月に始まった、ふるさと「みやぎ」の百年白菜をテーマとした「みんなの白菜物語プロジェクト」でした。

ふるさとみやぎの白菜の歴史を紐解きながら、ふるさとの大切なことを未来につないでいこうというこのプロジェクトは2011年3月に発生した東日本大震災、宮城・東北・日本の復興を目指す取り組みとして、さらに深化することになりました。

食べモノのありがたみ、そして地域(ふるさと)がいかに大切かを、私たちに改めて思い知らせた今回の大震災。先人が苦労して築きあげてきたふるさとにある大切なものをもう一度見つけ直すことが、震災後の新しいふるさとづくりにつながっていく。そんな熱い思いもまた、このプロジェクトには込められているのです。

 

松島白菜  ふるさと百年白菜の物語

白菜は宮城県松島がそのルーツだということをご存じでしょうか。白菜の種は、明治時代に中国から日本に持ち込まれたのですが、その時代、日本で育てて採種した種からは、丸く結球する白菜が作れなかったそうです。当時の日本各地にはカブや小松菜、菜種等、白菜と同じアブラナ科の植物は、同じ仲間同士で交雑しやすく純粋な種を採ることができなかった。

大正時代に入って、宮城県内の研究者たちは、交雑を防ぐ方法として、松島湾に浮かぶ島での採種を思いつきました。この研究は見事成功し、日本で初めて交雑の少ない良質な種をとることができたのです。品種の改良が、より一層進められた白菜の種は、宮城県内の各産地に供給され、良質な白菜が多く生産されることになりました。松島湾の島々で誕生した「松島白菜」は大正末期から昭和初期にかけて東京や横浜等に「仙台白菜」の名で出荷され、日本全国にその名をとどろかせました。この日本の白菜のルーツといえるのが、伝統品種の「松島純ニ号」です。

この白菜の物語は、私たちのふるさと「みやぎ」の誇るべき食文化であり、これからも大切にしたい地域資源のひとつです。そして、この「ふるさと百年白菜の物語」は、ふるさと「みやぎ」のこれまでとこれからの百年の「大切なこと」を私たちに優しく気づかせてくれます。

 

蜂の恩返しと復興へ願い 松島白菜餃子誕生秘話・・・

リエゾンキッチンが進める「みんなの白菜物語プロジェクト」の熱い思いに強く共感し、地元松島の生産者と連携して生産した白菜、伝統品種である「松島純2号」を使って「はちやの松島白菜餃子」をつくることになりました。蜂屋食品の前身である「蜂屋商店」は、大正13年に、宮城県の松島湾に面する塩竃市で創業しました。創業以来、地域のみなさんに育まれ、成長してきました。その恩返しの意味を込めて「みんなの白菜物語プロジェクト」に関わっていきたいと考えたのです。                                      松島湾の浦戸諸島で大正13年に誕生した伝統品種「松島純2号」は、復興のシンボルとしても注目が集まっています。奇しくも蜂屋食品と同じ時代に同じ場所で誕生したこの白菜を原料に、ふるさとの自然や風土、歴史や文化、人々の心はもちろん、復興への願いにも思いをはせながら心をこめて作られました。

今年もおいしい松島白菜餃子を召し上がれ!

 


みやぎの食を伝える会研修・・薬莱に学ぶ食の巻

2012年11月18日 | 日記

今年も「みやぎの食を伝える会」では、年に1度の研修を行いました。

みやぎの食を伝える会のチャーリーズ・エンジェル達は「薬莱計画」を遂行。

各自それぞれ学ぶことはたくさんあったにちがいありません。

チャーリーズエンジェルとは・・・こちら→http://blog.goo.ne.jp/sugar117/e/2271d6eafedbf39be4678ccaec1e9802

                           http://blog.goo.ne.jp/sugar117/e/cd3527abcf810bc0f5728b0b5c60626d

郷土料理のことは彼女たち・・・いえ師匠達から多くを学びますが、料理にはすべてレシピはあるものの・・・料理の歴史や背景も必要ですね。

さて、わたしたちは宮城県加美郡加美町にある農家民宿に宿泊することに!

田舎らしい風景も・・・たくわん漬けになる干し大根です。

大根のカーテン・・・・きれいですよね。

薬莱の山葵栽培園を訪問。

きれいな水でしか生育しない山葵です。

おっきくなったら食べてあげるよ。

そんな山葵を使って加工品を1品つくります。

葉っぱも茎もみじん切りね!

蕎麦打ちも体験しました。

最後は自分でうったおそばを召し上がれ!美味しかったですよ!まじで。


ほっかぶり軽トラ市 in 岩出山 

2012年11月14日 | 日記

「おっかぁの食ネタ一直線より」・・・・シェアします。http://flat.kahoku.co.jp/u/okkaa/lAo5XxfSFUza1P8iZOWK/

おっかぁ@久美さんが発信しました!「ほっかぶり軽トラ市」開催です。詳しくは下記をご覧ください。

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今週末の17、18日の両日、仲間達が大崎市岩出山で、軽トラ市を開催します!!



このイベントは大崎市岩出山のにぎわい創出と次世代の「つくり手」を応援することを目的に、
全国軽トラ市ネットワークと連携するものです。

私も参加しているNPO法人ファイブブリッジと、
宮城のこせがれネットワークメンバー、
特に今回は大崎市周辺で活躍するよっちゃん農場・高橋夫妻、
ふるさと地鶏の会・彦坂さん、さとうファーム・佐藤くん、なおこファームの氏家さんを中心に、ファイブブリッジ&宮城のこせがれネットワーク
が一体となって盛り上げていきます。


副題に「ほっかぶり祭り」とあるのは、
みんなで頬をを隠すように頭から手拭いで「ほおかぶり⇒ほっかぶり(宮城弁)」して、
あったか~い気分で話しましょう、というメッセージを伝えていきたいから
とのこと(ほっかぶりJAPANより)。



堅いコト抜きにしても…

軽トラ集結!!

みんな、ほっかぶり!!


お祭り女の血が騒ぐ、楽しそうなイベントです。

このイベントに関わる方々は、
決意表明の変わりとして、フェイスブック等の自らのアイコンをほっかぶりに変えているのも特長(笑)



リーダー「よっちゃん農場」高橋さん。
ちなみに奥様は一番最初のポスター左上のほっかぶりの方。
お見事!!



「岩出山地鶏の会」彦坂さん。
何故……バラ…??




「宮城のこせがれネットワーク代表」の代表・志村さん。

 

「自家焙煎珈琲豆工房 ほの香」のイケメン高橋さん。
イケメンはほっかぶりしてもイケメン!!

 

ファイブブリッジ理事長畠山さんのほっかぶり。

 

チーム仙台の「ほっかぶり団」。


いいですね~!!


現在の確定出店者は下記の通り。
岩出山を中心に、県内各地で活躍されている、生産者や事業者の方々が一堂集結します。
【確定出店者】
よっちゃん農場(岩出山)、海の手山の手ネットワーク/曽木ファーム(岩出山)、ふるさと地鶏の会(岩出山)、新鮮野菜生産・出荷団体ふたば(岩出山)、佐藤農場(岩出山)、ざおうハーブ(蔵王)、竹鶏ファーム(白石)、cobaya rice(角田)、田伝むし(石巻)、大豆カンパニー(美里)、マキノハウス(仙台)、はたぼーワゴン(仙台)、ほっかぶり軽トラ市1号、ほっかぶり軽トラ市2号、チーム啓ちゃん(岩出山)、田舎郡東北村、えんふぁん(塩竃)、魔女mama(岩出山)、おやつのトピー(雫石)、串焼きてんてん(雫石)、APPI加工食品(雫石)、北上コロッケ(雫石)、九州の魅力的なブランド商品

ちなみに私も初日の17(土)、サポーターとして出陣し、
会場のどこかでほっかぶりしています!!(笑)

是非是非おでかけ下さい!!




太陽に向かって ほっかぶれ!


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『ほっかぶり軽トラ市in岩出山』


【日時】
2012年11月17日(土) 10:00~14:00(宵まつり)
         18日(日) 10:00~14:00(本まつり)

【場所】
大崎市岩出山文化会館・スコーレハウス前駐車場
 宮城県大崎市岩出山字船場21
 http://www.miyagi-hall.jp/sisetu/sisetu/01/01_31.htm

主催:いわでやま軽トラ市実行委員会
共催:ほっかぶりJAPAN、NPO法人ファイブブリッジ、一般社団法人SINKa
協力:海の手山の手ネットワーク、宮城のこせがれネットワーク、宮崎県川南町商工会

 


齋藤利江 写真展「あの日、あの時、あの笑顔」昭和30年代の子供たち

2012年11月03日 | 日記

群馬県桐生市在住の写真家 齋藤利江さんの写真展が仙台で開催されます。

 

齋藤利江 写真展 「あの日、あの時、あの笑顔」

日時:2012年 11月7日(水)~11月20日(火) 開館時間9:30~18:00

場所:ニコンプラザ仙台フォトギャラりーAERビル29F 最終日は15:00 日曜、祝祭日休館

 

懐かしい子供時代にタイムスリップ!お時間があればぜひお立ち寄りください。

7日は本人齋藤利江も私も会場におります。

★三丁目の夕日(コンビニ版)には齋藤利江の写真コラムが掲載しています。

 

古き良き時代に・・・・・・おまちしております。

http://www.gallerynishiki.com/toshie-saito/