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みんなの白菜物語プロジェクト 2012年松島白菜収穫の巻

2012年11月19日 | 日記

明成高校の生徒さんたちと一緒に、松島にある丹野さんの畑で松島白菜を収穫しました!!

見渡すかぎり白菜畑・・・きもっちいい~~朝である。

おっきくなったなぁ~~おぬし・・・・。

なんだか・・・メラメラ・・・に見えるのは気のせいだろうか・・・・白の血管??がかなり浮き出てますねん。

シャキ・・・シャキとして、なんてみずみずしいのだろうか・・・しかし茎は・・・かなり堅くて木のようでしたよ。

 

 

月本先生が惚れている・・・この美しさ・・・・

お日さまが葉っぱに透けて見える・・・・この瞬間がとってもきれいだとか・・・・・・たしかに・・・・。

癒されるわぁ~~~。

 

さて、この白菜さん種が違いますねん。

左から、松島純2号、松島新2号(野の島)、オリンピアです。(オリンピックにできた種とか)

 

さて、この可愛い松島白菜を明成高等学校の調理科のかしまし娘が紹介しま~~す。

左から純子ちゃん、新子ちゃん、オリコちゃんね!!(種の名前だよ~~ん)

みんなの白菜物語はまだまだ続くなり・・・・

みんなの白菜物語プロジェクト・・・

リエゾンキッチンとは、宮城県仙台市にある明成高等学校調理科と同校の卒業生たちが、地域や企業、行政などと連携しながら進めている食育活動(食環境デザインプロジェクト)のことです。

リエゾンとは連携しながらつながるを意味する言葉です。未来の食文化の担い手を目指す若者たちが、故郷を愛するたくさんのみなさんと共に、人と人、心と心、地域と地域、そして人と地域と自然をつなぎながら、古きよき食文化を未来に生かしていこうという取り組みです。

活動の目的は「みんなの気持ちをつないで、豊かな食環境をつくること」、そしてふるさとの食文化を生かした「新しいふるさとづくり」を進めることです。その活動のひとつが2010年3月に始まった、ふるさと「みやぎ」の百年白菜をテーマとした「みんなの白菜物語プロジェクト」でした。

ふるさとみやぎの白菜の歴史を紐解きながら、ふるさとの大切なことを未来につないでいこうというこのプロジェクトは2011年3月に発生した東日本大震災、宮城・東北・日本の復興を目指す取り組みとして、さらに深化することになりました。

食べモノのありがたみ、そして地域(ふるさと)がいかに大切かを、私たちに改めて思い知らせた今回の大震災。先人が苦労して築きあげてきたふるさとにある大切なものをもう一度見つけ直すことが、震災後の新しいふるさとづくりにつながっていく。そんな熱い思いもまた、このプロジェクトには込められているのです。

 

松島白菜  ふるさと百年白菜の物語

白菜は宮城県松島がそのルーツだということをご存じでしょうか。白菜の種は、明治時代に中国から日本に持ち込まれたのですが、その時代、日本で育てて採種した種からは、丸く結球する白菜が作れなかったそうです。当時の日本各地にはカブや小松菜、菜種等、白菜と同じアブラナ科の植物は、同じ仲間同士で交雑しやすく純粋な種を採ることができなかった。

大正時代に入って、宮城県内の研究者たちは、交雑を防ぐ方法として、松島湾に浮かぶ島での採種を思いつきました。この研究は見事成功し、日本で初めて交雑の少ない良質な種をとることができたのです。品種の改良が、より一層進められた白菜の種は、宮城県内の各産地に供給され、良質な白菜が多く生産されることになりました。松島湾の島々で誕生した「松島白菜」は大正末期から昭和初期にかけて東京や横浜等に「仙台白菜」の名で出荷され、日本全国にその名をとどろかせました。この日本の白菜のルーツといえるのが、伝統品種の「松島純ニ号」です。

この白菜の物語は、私たちのふるさと「みやぎ」の誇るべき食文化であり、これからも大切にしたい地域資源のひとつです。そして、この「ふるさと百年白菜の物語」は、ふるさと「みやぎ」のこれまでとこれからの百年の「大切なこと」を私たちに優しく気づかせてくれます。

 

蜂の恩返しと復興へ願い 松島白菜餃子誕生秘話・・・

リエゾンキッチンが進める「みんなの白菜物語プロジェクト」の熱い思いに強く共感し、地元松島の生産者と連携して生産した白菜、伝統品種である「松島純2号」を使って「はちやの松島白菜餃子」をつくることになりました。蜂屋食品の前身である「蜂屋商店」は、大正13年に、宮城県の松島湾に面する塩竃市で創業しました。創業以来、地域のみなさんに育まれ、成長してきました。その恩返しの意味を込めて「みんなの白菜物語プロジェクト」に関わっていきたいと考えたのです。                                      松島湾の浦戸諸島で大正13年に誕生した伝統品種「松島純2号」は、復興のシンボルとしても注目が集まっています。奇しくも蜂屋食品と同じ時代に同じ場所で誕生したこの白菜を原料に、ふるさとの自然や風土、歴史や文化、人々の心はもちろん、復興への願いにも思いをはせながら心をこめて作られました。

今年もおいしい松島白菜餃子を召し上がれ!