白菜の故郷浦戸諸島。
ここ野々島は、採種だけの地。交雑しないためにと先人が考えました。
仙台白菜の歴史は、明治時代の日清・日露戦争後、兵士らが中国から白菜の種を持ち帰ったのが始まりです。
大正時代になって松島湾の浦戸諸島で採種に成功、「松島白菜」という品種が誕生した。
1924(大正13)年に「松島純二号」、43(昭和18)年に「松島新二号」の優良品種が生まれ、「仙台白菜」の名で全国に出荷された。
明成高校では、在校生や卒業生らの地域活動の拠点の「リエゾンキッチン」をつくり、地域貢献活動として「みんなの白菜物語プロジェクト」
で、みやぎ発祥の伝統野菜「仙台白菜」の普及に向けた取り組みを行っているんですよ。
さて、今回は白菜の故郷に訪れましたぞ!
これが、白菜の花ですぞ!
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この花に「蜂」が受粉し、種ができるんですね。
そう!蜂の恩返しってね、実は蜂屋さんのことって知っていましたか?!(笑)
仙台白菜で餃子をつくったんですから!これも縁あってか、蜂屋食品の創業も大正13年です。
みやぎ復興の伝統野菜を使って、頑張れや!!って言われていたのかも知れませんね。
真面目な蜂屋さんは、一生懸命1年間取り組んでおりました!!えらいよ~~(まるこ風の語りで)
今年もね、おいしい仙台白菜餃子を作ってくれましよ!蜂の恩返しとは・・・・??もう恩返ししたかな??笑
こちらは、生産者のお母さんたちです。
震災では、この一帯も津波の被害に。
GWの大雨で、菜の花はみな倒れてしまったが、蜂屋さんや明成高校のみなさんが1本1本立ててくれました!
何のポーズでしょうか・・・・プっ!
蜂屋さんの白菜餃子や、中国のシェフのワンタンをごちそうになりました!おいしゅうございました。
サプライズは、明成高校のみなさんが作ったお味噌を生産者のお母さん達に「母の日」プレゼントです。
仙台白菜がつなぐ絆が・・・・・どんどんつながっていきますね!
今回仙台白菜応援し隊は70名ほどの参加でした。
地域のお母さんたちやお子さんもいらしゃいましたし、アート菜世界でつながった方も!
「みんなの白菜物語」はまだまだ続くのであります。
仕掛け人・・・高橋先生!
高橋先生と白菜の出会いは、一冊のハクサイの絵本がきっかけでした。
つながる・・・ツナガル・・・・・みやぎ・・ふるさと・・・食文化・・・・歴史・・・・絆・・・・復興
100年の食文化をひもといて、新しいふるさとづくり。故郷復興、気持ちの復興を図りたいと語ってくれました。
6月に種を収穫し、8月に種まき、11月に白菜収穫です。
誰と一緒に種をまこうかな?
誰と一緒に白菜を収穫しようかな??
誰と一緒に白菜を食べようかな???
縁ある方々、ぜひご一緒に!食べる応援、伝える応援しませんか!
「仙台白菜応援し隊」で一緒に!!
白菜の花 初めて 見ました。綺麗ですね
今年はどれだけおいしいハクサイができるのでしょか。楽しみです。