絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

Uさんのデッサン (手と縄)完成

2011-07-09 | 受験生の指導
手と縄のデッサンを完成させました。



このポーズは、空中に浮いている手なので、光をいつも一定にすることと、手の位置を固定する努力が必要です。
描いていると、ついそれを忘れて、見るたびに動いてしまいます。
特に、右手が大変です。描く手なので、見ながら描けません。見て、目に焼き付けて、描くということです。

指導する私も、この位置から見ることが難しいです。手のポーズを作って、本人に頭だけ退けてもらい、その位置から
見るということをしないと確認できません。写真の撮影をするにしても、同じようにやるのですが、見る位置が近いので、
写真も撮るのが難しいです。本人も自分の手ですから、もちろん撮影できません。

この縄は、コースターとして巻かれていたものを解いたので、普通の縄ではありません。
ただ、赤と白の縄なので、その違いを出すのが面白いかなと思いました。
赤という色は、派手なので明るいと思いがちですが、白黒にすると思ったより暗いのです。
赤は、明暗で見ると意外に暗いのだと頭に置いておくと良いでしょう。
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2 コメント

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iwataさん (pikaso)
2011-07-11 16:45:16
さわらび展の元顧問挨拶という文を棚沢先生から頼まれています。
また、会期中は会場にできるだけ居られるようにしようと思います。
卒業生に会うチャンスですし、見に来た卒業生も喜びます。
卒業して2年経つと知っている子がいなくなりますからね。先生が居ると知っている人がいたと安心するでしょうから。
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Unknown (iwata)
2011-07-11 16:28:16
手のモチーフってすごく奥深い作品になりますよね。人物を描くのもそうですが、手がしっかりかかれているかどうかでも結構見え方ちがいますよね。

話しが変わってしまいますが、本庄第一のさわらび展が今月の下旬にあるみたいですね。卒業生として見れるのはすごく楽しみです。先生も見に行かれるのですか?
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