コロナウイルス関連の補正予算審議のため一日限りの臨時県議会が開かれました。風薫る５月を目前にして、部屋から望む風景はとてもすがすがしく見えましたが、山口も多分に漏れず町は静かでした。県庁内はコロナ対策のため、担当部署はバタバタしていて大変そうでした。お昼は日の丸弁当、鹿児島から送ってきたさつま揚げを切って詰めただけの質素なものでした。コロナ対策のため、庁舎の窓がどこも開け放たれていたので、す～す～と寒くて一日中震えていました。
知事が過去最大の補正額だと力説した６８０億円の内容は、休業要請をしたり自主休業したりした飲食業関連への協力金などが含まれていますが、そのほとんどは融資・貸付け（無利子など）で、つまりは返済を伴うものです。審査が厳しければ容易に借りることはできないかもしれません。そのことを職員の一人に話すと「いや～～～」と気まずそうにしていました。
補正予算の議案は全員賛成で可決されたので、県として今できる精一杯の支援をなるべく多くの方に受けていただきたいと思います。また、議員報酬の削減（たった一割、６か月ですが）も決まりました。６か月で３０００万円ほどにしかなりません、政務活動費を全員が返納すれば２億円にもなるのですから、それを提案してほしかったです。一人会派のジレンマを感じた議会でした。
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議会報告35号ＮＥＷ 
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