先日。
FM番組を聴いていたら、レッド・ツェッペリンの「Rock And Roll」が流れて、一人ご機嫌になった私。
いいなぁ!と思ってしまいました。
それでレッド・ツェッペリン聴きたくなってしまい、CDプレーヤーのトレイに乗せたアルバムは何故か、ジャケ写真の『IN THROUGH THE OUT DOOR』、そしてその中から真っ先に聴いたのは「フール・イン・ザ・レイン/Fool In The Rain」でした。
私にとって、至福の時間でした。(笑)
この私がレッド・ツェッペリンを好きになったきっかけとなった曲は、前に「思い出のアーティスト」として記事に取り上げた際に書いた通り、超有名な「天国への階段」や「胸いっぱいの愛を」といった代表曲ではなくて、とても地味と言うか・・・「何それ?あったっけ?」とファンにも言われかねない曲「フール・イン・ザ・レイン」でした。
当時熱心に聴いていたラジオ番組から流れて来たこの曲が、初めて聴いたレッド・ツェッペリンの曲だったのです!
ファンの間では、絶対的に不人気なアルバムで、かつ実質的なラストアルバムとなった、1979年の発表の『IN THROUGH THE OUT DOOR』に収録されているこの曲。
誰が何と言おうとも、私、はっきり言って大好きです。思い出の曲っていうのもありますが、それ抜きに考えても好きです。
正直言って、ちょっと変わった曲です。
ゆったりとしたテンポで曲は進んで行きますが、曲の途中でホイッスルを合図に、突然サンバのリズムに変身!!というとても大胆(というか奇妙?)なアレンジ!その奇妙さが当時10代だった私のツボにハマったのでしょうか。
しかし、その中間部のサンバタイム?が終わり、再び戻って来た後~ロバート・プラントのボーカルが入って来るまでの間の約1分ちょっと、その部分のジョン・ボーナムのドラムと、ジミー・ペイジが弾くギターが本当もうたまらなく好きなのです。
とにかく全体で聴こえる、重くズッシリとしたドラムサウンド!これがたまらなく好きなのです。
この曲で、レッド・ツェッペリンにハマることになるわけですが、考えてみれば幸せな出会いでした。
もし、ラジオでこの「フール・イン・ザ・レイン」を聴かなかったら、ほんと、この出会いは無かったかも知れないし?
うーん、でも「天国への階段」や「胸いっぱいの愛を」の存在がある限り、まぁ、いつか出会っていたでしょうけどね。(笑)
思えば、初めてレッド・ツェッペリンのLPを買った時に、おまけでジミー・ペイジがレスポールを持った姿のポスターがついてきて、それをジョン&ポール(ビートルズ)のポスターと一緒に部屋に貼ったなぁ!
いやぁ、懐かしい。というか、恥ずかしいです・・・。(苦笑)
やはり、このジミー・ペイジのギター&ボンゾのドラムが、私の中での核です!いつ聴いても魅力的 です。