森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

生きているということ

2006年09月04日 18時23分36秒 | 過去ログ
今日はAM、2年生の見学実習説明。
夏休み明けで大変だが、気持ちを入れて臨んでください。
そろそろ上昇気流に乗らないと、同級生たちにおいていかれるよ。

大学教育とは・・・少し考える。
専門教育との違いを明確にしないといけないが、依然として旧体系だ。

その典型がPMの4年生の症例報告会。
みんながんばっているが、その形式はもう何十年前と一緒。

これは歴史が変わっていない証拠。
私自身が経験したものを私自身が今は批判している。
いつまでも、昔の私にしがみついてはならない。

ICIDHがICFに変わっても一緒。
病態(個人)がまるっきり見えない。
そして、治療志向でなく、検査結果の羅列である。

う~~ん、教育とは難しいですね。

いずれにしても、未来志向でいかないといけないですね。

臨床を継承するから、転換するに行きましょう。
歴史としての認識に変えましょう。


あとは、活字が止まっている(死んでいる)かな。
仮説が変わり、治療が変更されるというダイナミクスさ(進行形な部分)がみえない。
活字をもっと生きさせよう。

患者は空間にも時間にも生きているのだから。


さて、小倉リハの採点、オープンキャンパスの原稿、などなどをしましょう。

明日は近赤外線イメージング装置の第一弾が入ります。