イングランド代表がマクラーレン下に置かれた後、初の代表試合出場となったデイビッド・ベッカムが1日に行われたイングランドvsブラジルの国際親善試合でアシストを決めました。
新装されたウェンブリー・スタジアムで行なわれた一戦は、11ヶ月ぶりに復帰したベッカムを中心に展開されました。
前半28分、ジェラードが獲得したフリーキックをベッカムが蹴りますがゴールならず。
この日スタジアムにつめかけた8万8745人のサポーターが歓喜したのは後半23分、ベッカムが放ったフリーキックをジョン・テリーがヘディングで決めて1-0。復帰したベッカムの右足がイングランドの先制点を演出しました。
ベッカムはこの日、後半32分に退くまでイングランドが得た全てのフリーキック(計6本)を蹴りました。
ベッカムが抜けたイングランドはその後もブラジルの攻めを防いで1点リードしたまま後半ロスタイムへ。このままいけば、ブラジルのドゥンガ監督の解任は濃厚かと思われた試合終了15秒前、ジエゴが押し込み1-1。イングランドvsブラジルの試合は痛み分けに終わりました。
スティーブ・マクラーレン(イングランド代表監督)
「監督から意見を聞かれ、スペインリーグをいつも見ているが、ベッカムはずぬけている。プレミアにもいない選手だと呼び戻すことをすすめた」
「彼は完全にフィットしていた。今の彼以上の右サイドの選手は、世界中探してもいないだろう」