FIFA(国際サッカー連盟)とFIFPro(国際プロサッカー選手協会)が合同で選出(合同になったのは今年からで年間最優秀各賞も合同選出)する2009年度年間ベストイレブンの発表が12月21日(月)に行われました。
今年は欧州王者のスペインが最多の選手を輩出、カシージャスをはじめとした4人が選ばれました。
リーグ別で見るとリーガ・エスパニョーラ6人、プレミアリーグから5人とスペイン、イングランドの2ヶ国リーグからしか選出されず、イタリア・セリエAはなんとも不甲斐ない結果に終わりました。
2009年度年間ベストイレブン
■GK
イケル・カシージャス(スペイン代表、レアル・マドリード)
■DF
ダニエウ・アウベス(ブラジル代表、バルセロナ)
パトリス・エヴラ(フランス代表、マンチェスター・ユナイテッド)
ネマニャ・ビディッチ(セルビア代表、マンU)
ジョン・テリー(イングランド代表、チェルシー)
■MF
シャビ・エルナンデス(スペイン代表、バルサ)
アンドレス・イニエスタ(スペイン代表、バルサ)
スティーヴン・ジェラード(イングランド代表、リヴァプール)
■FW
リオネル・メッシ(アルゼンチン代表、バルサ)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表、R・マドリード)
フェルナンド・トーレス(スペイン代表、リヴァプール)
※ベストイレブンは世界中のプロサッカー選手5万人が投票して選出する賞。
2009年FIFA最優秀選手賞の発表が12月21日(月)に行われました。
最優秀選手は2005年以降4年連続でその年のバロンドーラーが受賞していますが、今回も2009年バロンドーラーであるリオネル・メッシが受賞しました。
昨年度受賞のクリスティアーノ・ロナウドは2位に終わりました。
FIFA最優秀選手賞
1位 リオネル・メッシ(1073票)
2位 C・ロナウド(352票)
3位 シャビ・エルナンデス(196票)
4位 カカ(190票)
5位 アンドレス・イニエスタ(134票)
※FIFA最優秀選手賞は各国代表チームの監督、キャプテンが投票によって選出する賞。
今季で引退を表明しているシュツットガルト所属の元ドイツ代表GKイェンス・レーマン。
予定では最後の花道を優秀の美で終えるはずでした…しかしここに来てレーマンは苦境に立たされています。
先日の書きましたが、レーマンは欧州CLの試合中に“立ちション”をするという珍プレーを披露。
この事件でレーマンは多くの笑いを提供しましたが、同時にシュツットガル側から罰金を請求されるなど現実に引き戻される“罰”が待っていました。
このクラブ側が下した“罰”によってレーマンの態度は急激に悪化。
元々キレやすい性格で知られていたレーマンは罰金請求を拒否した後、11月14日(月)の国内リーグの試合中に敵選手に押し倒されるハプニングがあり、それにブチ切れてその選手に暴行を加えてしまいました。
事態はこれでけでは収まらず、レーマンは試合後に相手サポーターと小競り合いとなりサポーターの眼鏡を奪いとるなど幼稚な行為をするなどとてもベテランとは思えない言動をメディアに晒しました。
レーマンとってサッカー人生最後のシーズンは史上最悪のものとなりそうです。
ウェストハムに所属するイングランド代表FWディーン・アシュトンが26歳の若さで現役引退することが11月11日(金)に分かりました。
2006FIFAワールドカップでは17歳の若さでイングランド代表招集されたウォルコットのサプライズの影で漏れたアシュトン。
ですが、その実力から将来を期待されていました。しかし2006年にイングランド代表で練習中、足首を負傷し以来怪我との闘いが続きました。
26歳になり、サッカー選手としてはピーク期に差し掛かっていましたが怪我はアシュトンを苦しめつづけ、ついに引退という決断に至ったようです。
アシュトンは歩けなくなる恐れがあるほど重症だとコメントを発表しています。
ディーン・アシュトン(イングランド代表、ウェストハム)
「ひどい状況だよ。僕はまともに歩きたいが今はそれができないんだ。僕の健康はサッカーよりも大事なことだよ。(医師に)サッカーを続けたら、二度と歩けなくなるかもしれないと言われた。今の僕は歩くことすら困難なんだ」
2006FIFAワールドカップでオリヴァー・カーンを避けてドイツ正GKになったイェンス・レーマン。現在は代表を引退して所属するシュツットガルトでのプレイに集中しています。
そのレーマンが先日9日(水)の欧州CLの試合で立ちションしていたという疑惑がドイツ国内で話題になっています。
グループ突破を決めるには絶対勝利が必要な試合で3-1とリードしたシュツットガルト。
試合に余裕が出てきたその時(後半35分)、事は起こりました!
レーマンは味方が敵陣内でプレイをしているのを見計らってゴール裏の看板にダッシュし、暫くして戻って来たのです!この行動(走り去る様子)をTVカメラに収めたドイツメディアは立ちション疑惑を持っているとのことです。
現在はテレビ解説者で、かつて“皇帝”の名で知られたベッケンバウアーは「戻って来るときホッとしたように見えた」とこの疑惑を後押ししました。
果たして、彼は立ちションしたのでしょうか?それは彼自身とスタジアム職員しか知りません…(試合はシュツットガルトが勝利して突破を決めました)。
イェンス・レーマン(元ドイツ代表、シュツットガルト)
「謎ってことにしておく。サッカーはカメラに映っていることだけで全てが解明されるわけではないよ。」
今現在、欧州CLで敗退するなど苦しい時期を過ごしているリヴァプール。
そのリヴァプールが12月10日(木)に16歳のアイスランド人MFクリスティアン・ガウティ・エミルソンを獲得したことが分かりました。
エミルソンはU-17~19までの各年代のアイスランド代表に選出されたことのある将来有望な若手で、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していました。
クリスティアン・ガウティ・エミルソン
「リヴァプールから僕にオファーがあったんだ。断ることなんてできなかったよ。夢が一つ実現したね」
今年8月に中国で開催されたイタリア・スーパーカップ。
この度、北京のプロモーター社が契約金1500万ドル(約13億6000万円)で中国での今後3年間の開催をセリエAに取り付けたことが分かりました。
開催都市は、北京、上海、広州を予定しているようです。
アーセナル所属のデンマーク代表FWニクラス・ベントナーの復帰が来年以降になることが12月10日(木)に分かりました。
10月31日のトッテナム戦(3-0でアーセナル勝利)で負傷後、長期離脱を余儀なくされていたベントナー。
復帰は来年のいつ頃になるのでしょうか・・・?
先日ファン・ペルシーを怪我で失ったアーセナル、並びにベントナーを主力としているデンマーク代表にとって由々しき問題です。
『フランス・フットボール』誌が主催する“バロンドール賞(欧州年間最優秀選手)”の発表が12月1日(火)に行われました。
今回の受賞者は、昨季のバルセロナの3冠に貢献したアルゼンチン代表リオネル・メッシでした。
最終選考まで残った2008年度バロンドーラーのクリスティアーノ・ロナウドと07年度受賞のカカは落選しました。
2009年度バロンドール
1位 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表、バルサ)(473ポイント)
2位 C・ロナウド(ポルトガル代表、レアル・マドリード)(233ポイント)
3位 シャビ・エルナンデス(スペイン代表、バルサ)(170ポイント)
4位 アンドレス・イニエスタ(スペイン代表、バルサ)(149ポイント)
5位 サミュエル・エトー(カメルーン代表、インテル)(75ポイント)
6位 カカ(ブラジル代表、R・マドリード)(58ポイント)
7位 ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表、バルサ)(50ポイント)
8位 ウェイン・ルーニー(イングランド代表、マンチェスター・ユナイテッド)(35ポイント)
9位 ディディエ・ドログバ(コートジボワール代表、チェルシー)(33ポイント)
10位 スティーブン・ジェラード(イングランド代表、リヴァプール)(32ポイント)
リオネル・メッシ(アルゼンチン代表、バルセロナ所属)
「バロンドールに選ばれただけでなく、アルゼンチン人として初めて受賞ことを栄光に思う。バロンドールは自分にとってとても意味あるもの。(バロンドールを)家族にささげたい。」
ファン・ペルシーは11月14日(土)の国際親善試合のイタリア戦で負傷し、詳しい検査を行った結果、最低でも約4ヶ月の治療期間を要するという結果が出ました。
同選手が6月開幕のW杯までに完治するかどうかは、時間と本人次第とのことです。