元スペイン代表で2008年に現役引退したサンティアゴ・カニサレスが、1998年~2008年まで所属していたヴァレンシアの歴史上最高のGKに選出されました。
レアル・マドリードで不遇のときを過ごした後、セルタで台頭し、1998年にヴァレンシアに移籍してからはリーガ屈指のGKとして活躍。スペイン代表正GKの座にもついたことがあるカニサレス。
そんな彼がこの度、ヴァレンシアファンによる投票によってクラブ史上最高のGKという栄誉に輝きました。
サンティアゴ・カニサレス(元スペイン代表、元ヴァレンシア)
「ヴァレンシアのような歴史あるクラブの一部になれたことを誇りに思う」
日本代表MF稲本潤一がこの冬の移籍期間中にJリーグに復帰する可能性が浮上しました。
現在、レンヌ(フランス)から一時帰国している稲本はJリーグ復帰について「前向きに考えている。僕の中では決まっている」とコメントし日本復帰を匂わせました。
稲本にオファーを出しているクラブは川崎フロンターレと大宮アルディージャの2チームです。
稲本は2001年から8年間欧州でプレイしていますが、ついに日本に帰って来るのでしょうか…?
ルイス・フィーゴ、ルイ・コスタ、ジョアン・ピントらとともにポルトガルの“ゴールデン・エイジ”を形成した元ポルトガル代表DFアベル・シャビエルが12月23日(水)に現役引退したことが分かりました。
シャビエルは引退に伴い、イスラム教に改宗したことを発表。名前をイスラム教式にファイサルと改名しました。
過去にサッカー界でイスラム教に改宗した人物としては、元日本代表監督のフィリップ・トルシエなどがいます(トルシエはオマルと改名)。
アベル・シャビエル(元ポルトガル代表、無所属)
「2002年から2003年にガラタサライに所属していたとき、イスラム教に出合った。マホメットの教えのおかげで、人生のつらい時期を乗り越えることができたんだ。これからは、米国で映画を作る仕事に携わりながら、アフリカの人々を人道的に支援しているさまざまなNGO(非政府組織)の助けをしたいと思っている」
1シーズン目はそれなりに活躍したものの、最近ではルイス・ファン・ハール監督と反りが合わずに出場機会が減少し、移籍が確実視されています。
そんな中、ASローマがトニの獲得に乗り出し、この冬の移籍期間中に合意に達するとイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えました。
契約は今季終了までのレンタルで、買取オプション付きとのことです。
イングランド代表では古株に入るベテランのヘスキー。
かつてリヴァプールでプレイしたこともあるため、チームに馴染みやすいと考え、フェルナンド・トーレスとジェラード頼みの前線を厚くしてくれるという期待も込めて獲得に乗り出すようです。
またリヴァプールは資金難が深刻化しているため、この冬に選手放出も検討中とのことです。
12月22日(火)にイギリス内務省が2008-2009シーズンの国内サッカー界での逮捕者数が減少傾向にあることを発表しました。
08-09シーズンでの逮捕者数は3752人を逮捕し、これは今までより2%減(1試合に1人逮捕のレベル)であると発表。
その内、暴力事件による逮捕者数は354人とこちらは5%減少しています。
また、UEFA主催の国外試合(全49試合)では10万5000人が訪れた内のわずか30人しか逮捕されていませんでした。
フーリガンで有名なイギリス人サポーターですが、それはもはや昔のこと、現在では英国紳士が多数を占めているようです。
所属するジュビロ磐田から戦力外通告を受けていた元日本代表FW中山雅史が12月23日(水)にJ2リーグに所属するコンサドーレ札幌に移籍しました。
42歳とプロサッカー選手としてのプレイする限界点に差し掛かっている中山が札幌を新天地に選んだ理由は、体調管理体制が充実しているからだと話ました。
中山雅史(元日本代表)
「札幌では磐田で成長させてもらった魂を胸に、ピッチを走りたい」
元サッカー選手のジネディーヌ・ジダン(フランス)3年前の2006FIFAワールドカップ決勝戦で退場したことについて語りました。
マルコ・マテラッティに侮辱的な言葉を投げかけられて(現在でも何を言ったか不明)頭突きを見舞ったジダン。
ジダンは当時を振り返り「退場はとてもいいことだった。ブッフォンが(当日のイタリア代表GK)が審判に私がやったことを伝えてくれてよかったよ。私がやったことは好ましいことじゃなかったからね」とブッフォンに対して感謝の意を表していました。
また、ジダンは先日の2010W杯欧州予選プレーオフでアンリがハンドで決勝点をアシストしたことについて「サッカー界の外にいる人がたくさん介入してきた。トロフィーを掲げると愛してくれるが、間違いを犯すとその人をコケにするような連中がね」とアンリを批判した人々を非難したうえで、「私は、アンリが自分の振る舞いを誇っていないと確信している」と話しました。
これは“神の手ゴール”を公然と自慢しているマラドーナに対する嫌味でしょうか…?
ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表)
「フランスが世界王者になり、自分がピッチに残っていたら、私はどうやって生きていけばいいか分からなかった」
この廃止で来年1月から年収60万ユーロ(約8000万円)を上回る高額所得外国人に対する税率が24%から43%に引き上げられることになり、冬の移籍市場は大物が来る可能性が限りなく低くなりました。
このベッカム法がなくなったことで交渉面でのリーガ独自のアドバンテージがなくなり、もはや国、クラブ、移籍・契約金面でしか交渉面で勝負することができなくなりました。
このことで、大物選手の獲得は今まで以上に難しくなるでしょう(来年1月以降の選手が対象なので、現在リーガに所属している外国人は在籍6年を越えるまで対象外)。
元々、リーガ内各チームの力の均衡とスペイン人選手のレベルアップのために廃止(勿論、スペイン政府が税金を多く調達したかったというのもあるんでしょうが…)したので狙いどおりといえば狙いどおりですが…。
したがってこの冬の移籍市場はそれほど活発化しないでしょう。
そうなってくると、ペペを怪我で欠いているレアルとロビーニョを獲得しているバルサにはちょっとした障害が出てくるでしょう。
一方でスペイン人選手にとっては、今までの不公平(税率はずっと43%だった)がなくなって不満が解消されたことでしょう。
アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがこの冬にも現在のクラブを出て行く可能性が高まりました。
現在アトレティコはリーガ・エスパニョーラで苦戦を強いられており、リーグ優勝争いはおろか、UEFAカップ圏内よりもはるか下の残留争をするまでに落ち込んでいます。
そんなアグエロを狙うのは、現在イングランド・プレミアリーグ首位のチェルシー。
チェルシーはリーグ戦が再開する1月から開幕するアフリカ・ネーションズカップに伴う弊害で主力のディディエ・ドログバやカルー、エッシェンが抜けるため冬の移籍期間で選手を補強する可能性が高いとみられています。
イギリスの『サン』紙が報じたところによると、アブラモビッチはスター性を兼ね備えた実力者であるアグエロ獲得に動くとのことです。
現在苦戦状態にあるアトレティコからアグエロが抜けるとなると、来季はマドリード・ダービーが見られなくなる可能性もあります。