ちょっと書いとこう・・・・
Feelin' Kinda Lucky
冬季五輪雑感
バンクーバー五輪も残すところ3日。これ、五輪のマスコットだったんだ。いまごろ知った!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/37/4734eb072c6e278562a5f4305ac97e2f.jpg)
では雑感・・・
★モーグルの上村選手
長野以来この大会まで、12年間に4大会に出場し、ひたすらメダルを目指した結果7-6-5-4位。前回のトリノで5位になった直後のインタビューで「一体どこまでやったら、これ以上何をしたら私はメダルを取れるのだろう」と切なそうに言ったコトバが忘れられなかった。だから今回も祈るような気持ちで応援したんだけど・・・
モーグルは3つの採点要素のうちターンの比率が50%だそうだが、上村選手が努力して確立した独自のターン技術は、ある時期世界一と言われたそうだ。それをライバルが撮影し徹底的に研究した結果、トータルで上村選手よりも上回ってしまったらしい。「アイコがこの競技のレベルを上げた」とモーグル界では言われているそうだ。皮肉だ。私の嫌いなコトバに「記録より記憶に残る選手」などというコトバがあるが、上村選手だけは当てはまるかも知れない。
競技のレベルを上げたというこのコトバはメダルに勝る名誉だろう。男子フィギュアスケートで4回転に成功した2選手が銀と銅で、回避したライサチェクが金だったことが頭にちらつく・・・・
この先、彼女が選手を継続するかどうかわからないが ”7-6-5-銅メダル” よりも ”7-6-5-4 ノー・メダル”のほうが 個人的には ”重い”と思う。彼女のこれからの長い人生にとって かけがえのない "重い" 体験に 乾杯!
★男子フィギュアスケートの高橋選手
前十字じん帯裂傷などの手術後、ほぼ1年でこの復活はスゴイなあ。最近はサッカーや野球選手でも手術後、復活している選手は多いようで、特にリハビリ面でのスポーツ医学の進歩ってすごいんだなあと感心。とはいえ、高橋選手、オリンピックまで1年しか残されていない時点でどん底の精神状態だったと思うが、よくがんばりましたねえ。お見事!!
★女子カーリングの山浦選手
山浦選手はロシア戦の途中から突然、交代で出場して、大事な場面でいいショットを見せて逆転勝利に貢献する活躍を見せた。彼女は去年の11月にレギュラーから外れ補欠にまわったらしい。でもくさることなく、レギュラー選手と一緒の気持ちで戦い、試合の後も会場に残って練習をし、人から見えないところでとても努力したそうだ。
そういう彼女の立派な心がけが、こんなところからも読み取れる。以下は補欠に下がった時の彼女のブログからだ。
「私は僅差でレギュラー争いに負けたが、今でも自分に自信を持っているし、自分を信じている。そして、それと同じくらい仲間のことを信じている。私は皆と同じくアイスの上で戦う。一投、一投に集中し、常にメンバーのことを考え、勝ちにいく。そういう気持ちでリザーブ席に座る。」
日本女子は、カナダやスウェーデンなど強いチームに比べて、残念ながらショットの精度が劣るため8位という順位だが、目黒選手や本橋選手なども含め今回の選手達から見受けられるしっかりとしたチームプレイや精神力が受け継がれていけば、そのうち必ず花開くときが来ると思うな。そりゃ体力は要求されるけどほかに比べれば体格の差じゃないでしょ?この競技。
★女子フィギュアスケートのメダル争い
キム選手はかつてジュニア時代、浅田選手に勝てずに、「どうして私と同じ時期にあの子がいるんだろう」と思ったそうだ。それほどジュニア時代は浅田選手が強かった。しかし時が流れ、対決を重ね、この二人の初の五輪はキム選手の圧勝となった。ここまで完敗だとあきらめもつくのかと思ったが、競技直後のインタビューでの大泣きの浅田選手の悔しさは多分、キム選手との対決の長い時間軸からくるものだと思う。とはいえ、二人ともまだ20歳に満たない若さなので二人の対決物語は、本でいえば半分進んだってとこか?
どうぞ、この二大天才選手の頂上対決がこれから先も続き、偉大な名勝負として その名を歴史に残してほしいものだ。
もうひとりの安藤選手はカナダでの開催でなかったら銅メダルもあったかも・・・う~ん、採点競技なんだな、これが・・・
-----------
本大会はまたまた、メダルをとるのは大変だって痛感させてくれた。なにせ、自分の上に2人までだもんね。もうひとりきて上にたった3人だけでもメダルはなしだから。毎度ながら大変なことだと痛感。
下品な東京都知事が「銅を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ。国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」といったそうだが、「こんな人に首都の知事を任せておく馬鹿な国はないよ。新銀行東京を自ら積極的に立ち上げ巨額の負債を出したあげく責任転嫁し、その非難の矛先転換に五輪誘致をネタにはたまた税金をどぶにすてるような知事に いい政治ができるわけがない」といいたい。
冗談じゃない!
選手達よ、国のためになんぞがんばらなくていい。あなたが自ら達成したかった最高峰の舞台でのスポーツの夢をあなたのチカラで達成すればいい。無能な政治家たちが人を踏み台にして人のチカラでどん欲な夢をかなえるのとは違う。
君たちの夢の実現のために 多少の税金を使ったってかまわない。知事の無意味な税金浪費に比べればその用途はきわめて納得がいくものだ。
学生時代に小説が売れ、その後弟の知名度のおかげでとんとん拍子に政治家になり、特にめだった実績もなく、いざというところではスルリと逃げる世渡り上手なショーマンに、一途に目標に向かい4年間精進するアスリートの心とそれを応援する市民の純粋な気持ちはわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/37/4734eb072c6e278562a5f4305ac97e2f.jpg)
では雑感・・・
★モーグルの上村選手
長野以来この大会まで、12年間に4大会に出場し、ひたすらメダルを目指した結果7-6-5-4位。前回のトリノで5位になった直後のインタビューで「一体どこまでやったら、これ以上何をしたら私はメダルを取れるのだろう」と切なそうに言ったコトバが忘れられなかった。だから今回も祈るような気持ちで応援したんだけど・・・
モーグルは3つの採点要素のうちターンの比率が50%だそうだが、上村選手が努力して確立した独自のターン技術は、ある時期世界一と言われたそうだ。それをライバルが撮影し徹底的に研究した結果、トータルで上村選手よりも上回ってしまったらしい。「アイコがこの競技のレベルを上げた」とモーグル界では言われているそうだ。皮肉だ。私の嫌いなコトバに「記録より記憶に残る選手」などというコトバがあるが、上村選手だけは当てはまるかも知れない。
競技のレベルを上げたというこのコトバはメダルに勝る名誉だろう。男子フィギュアスケートで4回転に成功した2選手が銀と銅で、回避したライサチェクが金だったことが頭にちらつく・・・・
この先、彼女が選手を継続するかどうかわからないが ”7-6-5-銅メダル” よりも ”7-6-5-4 ノー・メダル”のほうが 個人的には ”重い”と思う。彼女のこれからの長い人生にとって かけがえのない "重い" 体験に 乾杯!
★男子フィギュアスケートの高橋選手
前十字じん帯裂傷などの手術後、ほぼ1年でこの復活はスゴイなあ。最近はサッカーや野球選手でも手術後、復活している選手は多いようで、特にリハビリ面でのスポーツ医学の進歩ってすごいんだなあと感心。とはいえ、高橋選手、オリンピックまで1年しか残されていない時点でどん底の精神状態だったと思うが、よくがんばりましたねえ。お見事!!
★女子カーリングの山浦選手
山浦選手はロシア戦の途中から突然、交代で出場して、大事な場面でいいショットを見せて逆転勝利に貢献する活躍を見せた。彼女は去年の11月にレギュラーから外れ補欠にまわったらしい。でもくさることなく、レギュラー選手と一緒の気持ちで戦い、試合の後も会場に残って練習をし、人から見えないところでとても努力したそうだ。
そういう彼女の立派な心がけが、こんなところからも読み取れる。以下は補欠に下がった時の彼女のブログからだ。
「私は僅差でレギュラー争いに負けたが、今でも自分に自信を持っているし、自分を信じている。そして、それと同じくらい仲間のことを信じている。私は皆と同じくアイスの上で戦う。一投、一投に集中し、常にメンバーのことを考え、勝ちにいく。そういう気持ちでリザーブ席に座る。」
日本女子は、カナダやスウェーデンなど強いチームに比べて、残念ながらショットの精度が劣るため8位という順位だが、目黒選手や本橋選手なども含め今回の選手達から見受けられるしっかりとしたチームプレイや精神力が受け継がれていけば、そのうち必ず花開くときが来ると思うな。そりゃ体力は要求されるけどほかに比べれば体格の差じゃないでしょ?この競技。
★女子フィギュアスケートのメダル争い
キム選手はかつてジュニア時代、浅田選手に勝てずに、「どうして私と同じ時期にあの子がいるんだろう」と思ったそうだ。それほどジュニア時代は浅田選手が強かった。しかし時が流れ、対決を重ね、この二人の初の五輪はキム選手の圧勝となった。ここまで完敗だとあきらめもつくのかと思ったが、競技直後のインタビューでの大泣きの浅田選手の悔しさは多分、キム選手との対決の長い時間軸からくるものだと思う。とはいえ、二人ともまだ20歳に満たない若さなので二人の対決物語は、本でいえば半分進んだってとこか?
どうぞ、この二大天才選手の頂上対決がこれから先も続き、偉大な名勝負として その名を歴史に残してほしいものだ。
もうひとりの安藤選手はカナダでの開催でなかったら銅メダルもあったかも・・・う~ん、採点競技なんだな、これが・・・
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本大会はまたまた、メダルをとるのは大変だって痛感させてくれた。なにせ、自分の上に2人までだもんね。もうひとりきて上にたった3人だけでもメダルはなしだから。毎度ながら大変なことだと痛感。
下品な東京都知事が「銅を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ。国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」といったそうだが、「こんな人に首都の知事を任せておく馬鹿な国はないよ。新銀行東京を自ら積極的に立ち上げ巨額の負債を出したあげく責任転嫁し、その非難の矛先転換に五輪誘致をネタにはたまた税金をどぶにすてるような知事に いい政治ができるわけがない」といいたい。
冗談じゃない!
選手達よ、国のためになんぞがんばらなくていい。あなたが自ら達成したかった最高峰の舞台でのスポーツの夢をあなたのチカラで達成すればいい。無能な政治家たちが人を踏み台にして人のチカラでどん欲な夢をかなえるのとは違う。
君たちの夢の実現のために 多少の税金を使ったってかまわない。知事の無意味な税金浪費に比べればその用途はきわめて納得がいくものだ。
学生時代に小説が売れ、その後弟の知名度のおかげでとんとん拍子に政治家になり、特にめだった実績もなく、いざというところではスルリと逃げる世渡り上手なショーマンに、一途に目標に向かい4年間精進するアスリートの心とそれを応援する市民の純粋な気持ちはわからない。
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