sptakaのブツブツDiary

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2月28日(水)二二六事件は内ゲバだったか

2007-03-01 00:19:49 | ブツブツ日記
 二二六事件は昭和11年に起きた。三日間続いたというから今日が最終日になる。三日間考えていたのだが、こんな父親が生まれていた最近の話でさえ明らかじゃないのが、気に入らない。
 陸軍将校が、総理大臣や財務大臣を暗殺したという。(総理は身代わりに秘書官が殺された)。総理大臣、大統領は殺されて一人前とういことは、4年前の五一五の犬養毅も、二二六の高橋是清も一人前だったのかといわれると、それが疑問だ。
 どうせこんな事件が起きなくても、日本は日中戦争第二次大戦に突っ込んでいったという馬鹿をしたのは決まっている。しかしこの事件は軍部の急進派が、東条英機などの穏健派に対してのクーデターだといわれ、その穏健派の東条でさえも、A級戦犯だと、今では悪の権化だといわれているのだから、さらに詳細が分からない。ならば核マルと中核の内ゲバと同じだったのかと錯覚する。
 しかし一つだけ分かっているのは、ヒロヒトの親政政権を樹立するのだと、昭和維新を実現するのだというクーデターがこれだった。一人祭り上げられたヒロヒトはその後優柔不断に過ごしたのは言うまでもない。それと、時代は不況の真っ只中で、東北の女は身売りする以外に生きる方法がなかったというのも、事実らしい。
 であっても、昭和の軍部というのは、想像以上に卑劣だったことは確かで、渡辺謙のあんな甘っちょろい硫黄島が史実に基づいた映画だとはまったく思えないともいえる。

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