sptakaのブツブツDiary

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3月1日(木)行田女子高校はすでになくなっていた

2007-03-01 22:07:11 | ブツブツ日記

 埼玉県行田市に以前は県立行田女子高校という学校があった。旧制の女学校だったから名門である。大正時代には、女には教育などいらないといわれた時代に、我が家は少し余裕があるから女子にも教育と、どうせ村から一人くらいの秀才女子しか通えなかっただろうは、容易に想像が付く。創立は90年を超えていたというのだが、統廃合でおかしな名前の共学高に昨年からなっていて、校歌も昨年出来たばかりだという。どうせガラクタだ。その学校はもはやネットですから、ほとんど陰も形もなくなった。OBは本当にそれで「仕方がない」と思っているのか。だとしたら大いなる幸せ者で悠長だ。
 県立都立の高校はそのうちになくなると思われる。所詮パブリックのスクールは吐き溜めでしかなく、まともな教育はプライベートスクールに決まっているというのは、アメリカの現状だ。そもそもやる気のない公務員に教師が務まるわけがない。県立高は誰かが財団として買収しない限り、存続できない。しかもこの5年は国内すべての学校では名簿すら作成せず、自分の母校も潰れて、両親も離婚して、いったい俺は何なんだ、世間の雑草かと、そういう人が多くなる。
 自分史を振り返るのはナルシズムではあるのだが、憲法記念日に、憲法って何だっけと思い出すのと同じで、過去は懐かしいだけであっても、それは意味がある。その振り返る過去がなくなるというのは、祖国がロシアに占領された北方領土と同じことで、皆怒っている。
 早稲田の今年のテーマは、卓球の愛と野球の早実バカが入学したことが最大のテーマだといい、あんなものはかつての早稲田じゃない。上越新幹線に本庄早稲田という駅ができたが、いつから新幹線の駅がバス停みたいな名前になったのだ。金を出せば、JRは、私の名前の駅を作ってくれるのか。こんな政官癒着が、早稲田の進化だと思っているOBがいたら、こいつはすでにバカといっていい。堕落極めり。
 学校は多分間もなく大半がなくなる。存在していても、過去のその学校とは別物として残る。墓は孫の代まで進めばどうせ墓参りなどしなくなる。親の墓でも怪しいくらいだ。母校の消滅に、だったら健在のうちに何かをしようと思うのは、自分じゃなければ、他に誰もやらない。なくなってからでは遅いのだ。仕業はどうせ文部官僚なのだから、こいつらが物をぶっ壊す前に何かしようといつも考える。
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