Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

絹の靴下

2017-02-18 |  その他
確かめたい事があって、久しぶりに「絹の靴下」を見ました。
夏木マリさんでなく、アステアですね。
一箇所さがして見るだけでよかったんですが、ついその後も、それに折角だから冒頭の足元を追うところも見たりして結局ほとんど見ることになります。
「足ながおじさん」もそうですが、アステアの足元を追うだけで絵になるのを撮る側もその頃から分かっていたし、実際軽快な足の運びと裾の動きだけでも見飽きません。



G・ガルボ主演「ニノチカ」のミュージカル化という話の筋は別に何ということもありませんが、当時(1957年製作)大ヒットしたそうです。
アステアとは1953年の「バンド・ワゴン」以来の共演で、それにしてもシド・シャリースは何と美しかったことでしょう。
DVDでの本編の後には、そのシャリースが数十年後に撮影時の思い出を語るオマケが付いていています。
面変わりし過ぎていて、初めて見た時は軽いショックを受けました。
避けていたその部分を久しぶりに見ると、免疫があったせいか初回のようなことはありません。

昔の有名ホテルやレストランには、その歴史を辿った出版物のあることが珍しくありませんが、ハリウッドの「Brown Derby Restaurant」の本でもオーナーが顧客だったスターの写真と共に思い出を記しています。
シド・シャリースについて「Cyd is classically trained in ballet and one of Hollywood's best dressed woman」 と書いており、この映画の中では役柄から一見質素に見える衣装がほとんどですが、計算されたシンプルなラインはエレガントな身のこなしを更に際立たせるのに効果を上げています。



シルクのストッキングは持ってないので、画は話と関係ありません。
寒いと、同じアステアの「スイング・タイム」雪の場面を思い出しました。
上の画像は'30年代のスポーツ観戦スタイルをつくるアイテムを並べています。
下もEsquireの別の記事からで、それらを合わせたようなイラストです。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネクタイ | TOP | Joseph Christian Leyendecker »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | その他