Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

言葉にできない

2020-08-04 |  その他
側近に続いて姪にまで暴露本を書かれてしまったトランプ大統領、支持した人からも「前回の投票は間違いだった、このままでは大変なことになってしまう」と声が上がる一方、未だ一定の支持者がいるようです。
ブッシュ息子の時みたいに、これ以上ヒドイことをしないことを祈るばかりです。



昔、日本では見てもイタリアでは見たことがなかったから、安心して「ボタンホールの糸の色を変えるようなのは避けて下さい」と書いたことがありましたが、その後イタリアでもそういう困ったディテールの製品を作るところが出て来て驚きました。

その時、シャツに入れる刺繍については書き忘れたかも知れません。
最近滅多に見ないので絶滅したかと思いきや、見ないよう願ってたから目に入らなかったのか、少なくなったとはいえカフに名前を入れてしまうそうです。

活字になっていないとご納得され難いかと思いますので、例によってA.フラッサーがさらっと触れているのをご紹介します。


モノグラム(イニシャル)

モノグラムのついたシャツというのは、自分だけのものという感じがしてなかなか良いものです。
しかしこれみよがしに襟やカフスにつけては、まるで、広告塔と同じです。
レタリングはシンプルに、イニシャルも高さが1/4インチを超えないように、あくまでも控え目にすることが大事です。
つける位置はウエストから5、6インチ上、左胸の真ん中です。
もしシャツに胸ポケットがあれば、(カスタム・メイドのシャツにはポケットのないものもたくさんあります)その真ん中につけます。


書いてあるところを見ると、おそらく昔からそういう趣味の人はいたのでしょう。
今はまさかそんなことないと思いますが、さしずめトランプさんなんか襟やカフに名前入れたことがあってもおかしくないタイプに見えます。

あまり趣味の良くないものに関して注意を促すものはありますが、「趣味の良さ」を言葉に変換するのはなかなか難しいようで、滅多なことではお目にかかりません。



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