Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

ヴェネツィアは寄らないの?

2011-01-15 | Others
 オーストラリアだけでなくブラジルでも大洪水が発生しているそうです。
異常気象もかなり進んでいる気配です。

昨年イタリア帰りという初対面の方から、声を掛けられたことがありました。
あまり詮索できませんが、後から思い出すと一般の人が使わないチェントロ・ストリコなんて言葉が会話に混ざっていたので、建築や街を調べている方だったかも知れません。
というわけで、こちらは物理的な理由からも徐々に沈みつつあるヴェネツィアの歴史的建造物。
昨日の画像にある本の中身です。



下の画像からお解かりのとおり、上は天井を見上げた状態。
Palazzo ALBRIZZIという建物で、外見は他に比べて簡素のようです。
しかし中はご覧のとおり、天井といわず壁といわず廊下まで隙間なく飾られています。
薄暗かったら、さぞ怖いでしょう。

ちょっと関係ありませんが、もっと地味な寺院とか照明のあまりない石造りの建物で、人がいなかったりすると何となく気味悪いことがありました。
国は違いますが、フロイト等が出て来たのはこういう背景かと勝手に納得したものです。

イタリア人と別れる時、この後何処行くかよく聞かれます。
何処其処は行かないの?と言う中にたいていヴェネツィアが入っています。
社交辞令の一つですが、一応「行った事ありますか」なんて聞き返してしまうと、かなりの率で行った事はないと笑いながら返してきました。
やはり、お家が一番みたいです。


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