例えば、昨日の午前に聴いた音楽は、
①You're the sunshine of my life...............Stephane Grappelli
②I can't give you anything but love..........Judy Garland
③Now that we've found love.......................The O'Jays
④Give me the simple life.............................June Christy
⑤De conversa e conversa...........................Joao Gilberto
⑥Hope that we can be together soon......H. Melvin & the Bluenotes
⑦Disney Girls..........................................Captain & Tennille
⑧Everytime you go away.......................Hall & Oates
⑨Young, gifted and brown.....................Joe Bataan
⑩Love has no pride.................................Bonnie Raitt
⑪Soul shake..............................................Delaney & Bonnie
⑫Love makes right..................................Soul Children
という曲が並べてあり、音の続き方が自分には心地よいようになっています。
皆さんも、ヒット曲であったり耳に馴染んだ曲を編集して、楽しまれるかと思います。
そのうち本でも、誰さんにこういう話を、また他の誰さんにはあれについて書いてもらって、一冊に編まれたら楽しいんじゃないかと妄想をふくらませる方も、少なくないのではないでしょうか。
例えば私だったら、伊藤俊治さんに今一番五感を刺激する興味ある事を書いていただき、山田宏一さんにはフランソワーズ・ドルレアックについて書いていただいて................ときりがありませんね。
その山田宏一さんの著作「友よ 映画よ」の中の「ロシュフォールの三日間」に、こんな話が出て来ます。少し引用させていただきます。
「フランソワーズ・ドルレアックはそれから一年後に交通事故で亡くなるのだが、もちろんそのときは想像もできなかった。妹の―といっても一歳ちがいの―カトリーヌ・ドヌーヴとはちがって、彼女は気さくで明るくて、いつもみんなに気をつかって、その場をたのしくしようと努めていた。私がパリへ帰るまえの晩に―たしか土曜日であった―みんなでディスコテックに踊りに行ったときも(『ローラ』でアヌーク・エーメが歌い踊っていたキャバレーと同じ「エル・ドラドオ」という名であった!)、フランソワーズ・ドルレアックは、隅っこで小さくなっている私を目ざとく見つけてひっぱりだし、いっしょにゴーゴーを踊ってくれたものだ。たぶん、彼女にとっては、自分のまわりにだれか退屈したり気もそぞろだったりする人間がいることほど耐えがたいことはなかったのだ。それが彼女なりのスターの意識と表現方法であったのだと思われる。」
なんて夢のような光景でしょう。ずっと話を聴いていたくなってしまいます。山田さんが淀川さんから話を聞いたように、思い出していただけるフランソワーズ・ドルレアックの話のすべてを読みたいと願っています。
画像のDVDはフランソワ・トリュフォー監督「柔らかい肌」。ある時期、年に何回も観たくなる映画でした。初めてフランソワーズ・ドルレアックをみて、その後ポランスキー監督作品もみましたが、さほど感興は覚えません。
私にとっては、「柔らかい肌」と分かち難く結びついているようです。
この作品に出て来る子猫をつかった印象的なモチーフを、トリュフォーは「アメリカの夜」で、なんだか無理やり滑り込ませていて可笑しいです。
10年近く前にこのジャケットを購入する時、素材を確かめようとすると薄緑で『Pure Escorial』の初めて見るタグがありますが、何のことか解りません。内ポケットを見ると「Lana 100%」の表示。店の人にただのウールか尋ねると「うーん、何でしょうね。」と笑い話のようですが、一緒に悩んで要領を得ません。
結局、多少新しい毛素材かという事で手触りで納得して、まぁ試してみようと思い購入しました。特に柔らかいわけでなく、毛織物という表現がしっくりくる素材でした。見慣れない物につい手が出てしまうんですね。
数年前からエスコリアル・ウールも扱い量がだいぶ増えて、一般的になってきました。
天然素材でも何か新しそうな処理や、ヴィンテージ等の尾ひれ付きの良さそうな生地に、つい惹かれるようになってきます。そこからが、目が曇って危なかったりするので注意が必要だと自戒しています。
①You're the sunshine of my life...............Stephane Grappelli
②I can't give you anything but love..........Judy Garland
③Now that we've found love.......................The O'Jays
④Give me the simple life.............................June Christy
⑤De conversa e conversa...........................Joao Gilberto
⑥Hope that we can be together soon......H. Melvin & the Bluenotes
⑦Disney Girls..........................................Captain & Tennille
⑧Everytime you go away.......................Hall & Oates
⑨Young, gifted and brown.....................Joe Bataan
⑩Love has no pride.................................Bonnie Raitt
⑪Soul shake..............................................Delaney & Bonnie
⑫Love makes right..................................Soul Children
という曲が並べてあり、音の続き方が自分には心地よいようになっています。
皆さんも、ヒット曲であったり耳に馴染んだ曲を編集して、楽しまれるかと思います。
そのうち本でも、誰さんにこういう話を、また他の誰さんにはあれについて書いてもらって、一冊に編まれたら楽しいんじゃないかと妄想をふくらませる方も、少なくないのではないでしょうか。
例えば私だったら、伊藤俊治さんに今一番五感を刺激する興味ある事を書いていただき、山田宏一さんにはフランソワーズ・ドルレアックについて書いていただいて................ときりがありませんね。
その山田宏一さんの著作「友よ 映画よ」の中の「ロシュフォールの三日間」に、こんな話が出て来ます。少し引用させていただきます。
「フランソワーズ・ドルレアックはそれから一年後に交通事故で亡くなるのだが、もちろんそのときは想像もできなかった。妹の―といっても一歳ちがいの―カトリーヌ・ドヌーヴとはちがって、彼女は気さくで明るくて、いつもみんなに気をつかって、その場をたのしくしようと努めていた。私がパリへ帰るまえの晩に―たしか土曜日であった―みんなでディスコテックに踊りに行ったときも(『ローラ』でアヌーク・エーメが歌い踊っていたキャバレーと同じ「エル・ドラドオ」という名であった!)、フランソワーズ・ドルレアックは、隅っこで小さくなっている私を目ざとく見つけてひっぱりだし、いっしょにゴーゴーを踊ってくれたものだ。たぶん、彼女にとっては、自分のまわりにだれか退屈したり気もそぞろだったりする人間がいることほど耐えがたいことはなかったのだ。それが彼女なりのスターの意識と表現方法であったのだと思われる。」
なんて夢のような光景でしょう。ずっと話を聴いていたくなってしまいます。山田さんが淀川さんから話を聞いたように、思い出していただけるフランソワーズ・ドルレアックの話のすべてを読みたいと願っています。
画像のDVDはフランソワ・トリュフォー監督「柔らかい肌」。ある時期、年に何回も観たくなる映画でした。初めてフランソワーズ・ドルレアックをみて、その後ポランスキー監督作品もみましたが、さほど感興は覚えません。
私にとっては、「柔らかい肌」と分かち難く結びついているようです。
この作品に出て来る子猫をつかった印象的なモチーフを、トリュフォーは「アメリカの夜」で、なんだか無理やり滑り込ませていて可笑しいです。
10年近く前にこのジャケットを購入する時、素材を確かめようとすると薄緑で『Pure Escorial』の初めて見るタグがありますが、何のことか解りません。内ポケットを見ると「Lana 100%」の表示。店の人にただのウールか尋ねると「うーん、何でしょうね。」と笑い話のようですが、一緒に悩んで要領を得ません。
結局、多少新しい毛素材かという事で手触りで納得して、まぁ試してみようと思い購入しました。特に柔らかいわけでなく、毛織物という表現がしっくりくる素材でした。見慣れない物につい手が出てしまうんですね。
数年前からエスコリアル・ウールも扱い量がだいぶ増えて、一般的になってきました。
天然素材でも何か新しそうな処理や、ヴィンテージ等の尾ひれ付きの良さそうな生地に、つい惹かれるようになってきます。そこからが、目が曇って危なかったりするので注意が必要だと自戒しています。