Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

六月

2019-06-13 |  その他
6月1日現在減りつつはありますが、幸いなことにウグイスはまだ良い声で鳴いてくれます。
今週末にはとうとう梅雨入りかという季節になって来ました。

という所まで書いて今日は13日、ウグイスのさえずりは更に減りつつありますが、パートナーが見つからないのか数羽まだ頑張っています。
先月は改元一色で、たまたま見た番組がそうだったのかもしれませんが、もう事件も事故もスキャンダルも起きない世の中になるのではと思ったほどでした。
久しぶりにそういう番組を見たら、もちろん私の勘違いです。

そんな中、例によって歴史を掘り起こしていると怪しい写真を見つけました。
現代の週刊誌のスクープと違って、どちらも公になっている写真ですし何という事もないのかも知れませんが、そこはキャプションしだいでご随意に。



まずはゲイリー・クーパーの娘さん(1937年9月生まれ)が昔出した本から。
「誰がために鐘は鳴る」の2年後、1945年ブラウン・ダービー・レストランでランチをとるクーパーとイングリッド・バーグマン。
こちら側に簡単なカメラとギャラリーがいたでしょうに、それを感じさせない空気です。
レポーターがいたら危ないですが、家族付き合いだったようでこれは問題回避。
ところで、ロッセリーニの元へ走ってハリウッドを追われたバーグマンが、後年復帰を果たすまで変わらぬ付き合いを続けたのは、ケーリー・グラントだったと言います。
母親の問題で苦労したと言われる人らしい、どの女優さんにも優しかったという人柄を偲ばせる話です。



次は「Out with the stars」という当時のスターが出入りしたレストランやカフェを網羅した本から。
併設したボールルームには夜毎ビッグバンドが出演するような、「パレイディアム」という店でディナーをとるクーパーと二度共演しているバーバラ・スタンウィック。
年は明記されていませんが、スタンウィックの服から戦時中と推測されます。
そんなご時世でも、出された料理にはほとんど手をつけていません。
日本ならバチが当たると言われたことでしょう。
こちらもまたカメラを向けられても、それどころじゃない雰囲気いっぱいです。
女性に生まれたことはありませんので正確なところは解りませんが、目の前のクーパーに優しくボソボソ言われたら無理もないかもしれません。
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