Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

文化催し

2012-09-11 | Others
 何年か前のことですが神楽坂でお昼にした後、約束にはまだ時間があったので、ゆっくり歩いて皇居をぬけ有楽町に出ようとしました。
ただ時間をつぶそうと入ったのが、国立近代美術館の工芸館というところです。
タイトルは忘れましたが、ちょっと興味のわくような特集だったのでしょう。

一通り見ると中に二つ欲しい感じの物があって、買って帰ったら喜ばれるんじゃないかと思いました。
もちろん即売会ではありませんし、売り物でないどころか、後日分かったのはその二つを作った同じ作者は人間国宝だったのです。
単純に、その器にお菓子を盛ったらいい感じかなと思いました。無知は怖いです。



8月に倉敷の大原美術館を訪ねると、絵画にとどまらず、古代オリエントの出土品や東洋のの品々にもかなりのスペースを割いていました。

他に工芸品として、バーナード・リーチ、富本憲吉、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢介といった人たちの作品も相当数集められています。

その後京都に戻って、近代美術館で催されていた「カタガミ・スタイル展」を偶然観ると、やはり芹沢介の名がありました。

それを見て来たばかりだからというのでもありませんが、日本橋タカシマヤで「バーナード・リーチ展」というのを覗きました。
さぁ出ようかという辺りで、目が合った初老の男性から「やぁ、久しぶりに良い物を見ましたね」「物が人を呼ぶというか、なかなか見られない内容でした」と声をかけられます。
最初、人違いかと思いましたし、何でアフロ・ヘアーの私に焼物の事をと思いました。

ただ見てきたというだけで、その方面に不調法な私は返す言葉もありません。
折角良い心持ちでいらっしゃる方の気分を、台無しにしてはいけませんから、少しお話しして別れました。


たまたま入った「カタガミ・スタイル展」。よく集めましたね、と労いたくなるような力の入った催しだったので、京都の人に勧めました。

その次、現在の催し。日本で「一番有名な鮭」というのが○です。






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