Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

ルネッサンス?

2012-04-16 | Others
 春が遅れて来たせいか、歩いていると桜以外にもばたばたと色んな花が咲いていることに気付きました。
カイドウ、桃、ボケ、ミモザ、ユキヤナギ、そしてアケビの花も咲いています。
アケビは薄紫で、小さいながらたくさんの花がついて、時にかなり濃い香りを放ちます。
ちょっと南洋っぽい香りですが、何かの製品に活かされているでしょうか。

 アケビ

足元にも色々咲いて、なんだかペンペン草みたいな雑草の類も花をつけています。
ペンペン草といってもよく分かりませんが、たまに「○○の通ったあとは、ペンペン草も生えない」なんて使い方もあります。
決して誉め言葉に聞こえないので、要注意ですね。

似た言葉で「○○の前に○○なく、○○の後に○○のなし」なんてのもあります。うーん、似てないか。
また聞きなので、正確かどうか分かりませんが、現首相は松下村塾じゃなくて松下政経塾に学んでいた頃、その優秀さから上記のように言われてたという話を聞きました。



その政経塾をおこした松下さんの書いたものに........

私は、たとえ自動車の数が半分になっても、電車の数が半分になっても、もっと人間と人間が相寄って、そしてそこに豊かな精神生活ができることのほうが、むしろ望ましいのではないかと思います。
そうでなければ、もっと大きな弊害が起こってくるのではないかという気もします。
そういうことを考えてみると、われわれは今、非常に考えねばならない段階に立っているといえると思うのです。

という話を見つけました。

'70年代に語られたものらしいのに、あたかも今日の状況を予見していたかのようです。
たくさん読んでいるわけでなし、松下さんが予測していたかどうか全く知りません。
しかしこの話を敷衍した先に、既得権益に固執したり、際限のない繁栄を貪ろうとする姿は想像し難いです。
現実では、経済界のトップが原発再稼働を要請したと最近ニュースになりました。

先の話は、目先の便利さを放棄しても優先すべきものがある、と産業界を牽引した人が説くからこその重みがあります。
人間復興ですね。



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