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東証大引け 3日続伸 米株高を好感、戻り売りで伸び悩み 国内株概況 2023年8月30日 15:36 (2023年8月30日 15:42更新)

2023-08-30 17:53:49 | 日記
東証大引け 3日続伸 米株高を好感、戻り売りで伸び悩み
国内株概況
2023年8月30日 15:36 (2023年8月30日 15:42更新)

30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比106円49銭(0.33%)高の3万2333円46銭で終えた。前日の米株式市場で主要な株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、上値では戻り待ちの売りが出て伸び悩んだ。

29日の米市場では市場予想を下回る米経済指標を受け、米長期金利が低下。ダウ工業株30種平均が上昇した。米ハイテク株を中心に買われたことから、東京市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連や村田製や京セラといった電子部品株の上昇につながった。

日経平均はチャート分析で13週移動平均が位置する3万2400円台半ばの水準を上回ると、戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮めた。日本時間30日夜に8月のADP全米雇用リポートの発表を控え、米労働市場の趨勢を見極めたいとして積極的に買い進む動きは限られた。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、前日比9.97ポイント(0.43%)高の2313.38となった。JPXプライム150指数は3日続伸し、3.94ポイント(0.38%)高の1029.51で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆3061億円と、9営業日ぶりに活況の目安とされる3兆円を上回った。売買高は13億5012万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1000。値下がりは740、横ばいは90銘柄だった。

三菱重や千葉銀、KDDIが高い。一方、高島屋や資生堂、商船三井が下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続伸 米雇用指標受け追加利上げ観測後退 米国・欧州株概況 2023年8月30日 5:01

2023-08-30 05:14:59 | 日記
米国株、ダウ続伸 米雇用指標受け追加利上げ観測後退
米国・欧州株概況
2023年8月30日 5:01

【NQNニューヨーク=戸部実華】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比292ドル89セント高の3万4852ドル87セント(速報値)で終えた。同日発表の米経済指標が労働市場の過熱感の和らぎを示し、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退した。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたことも幅広い銘柄への買いを誘った。

29日午前に発表された7月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数は882万7000件と、2021年3月以来の低水準となった。リフィニティブがまとめた市場予想(946万5000件)を下回った。8月の米消費者信頼感指数は106.1と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(116.0)以下となった。同調査では雇用機会が「豊富にある」と答えた消費者の割合は21年4月以来の低水準だった。

FRBは今後の政策決定は経済データ次第とするなか、市場ではインフレ抑制に向けて「正しい方向にある」(オアンダ)との見方が強まった。労働需給の引き締まりが和らぎつつあるとの観測から、米金利先物の値動きから市場が織り込む利上げの確率を算出する「フェドウオッチ」では9月と11月の会合で政策金利を据え置く確率がともに前日から上昇した。

米長期金利は一時、前日比0.10%低い(債券価格は高い)4.10%を付けた。高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入りやすくなり、ダウ平均の構成銘柄ではスマートフォンのアップルの上昇が目立った。FRBが米景気後退を避けてインフレを抑え込めるとの楽観を背景に景気敏感株や消費関連株も買われ、スポーツ用品のナイキや金融のゴールドマン・サックスが高い。アナリストが投資判断を引き上げた通信のベライゾン・コミュニケーションズは大幅高となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、前日比238.626ポイント高の1万3943.757(速報値)で終えた。