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東証大引け 続落548円安 長期金利上昇が重荷 国内株概況 2023年8月3日 15:24

2023-08-03 20:24:46 | 日記
東証大引け 続落548円安 長期金利上昇が重荷
国内株概況
2023年8月3日 15:24


3日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比548円41銭(1.68%)安の3万2159円28銭で終えた。7月12日以来およそ3週間ぶりの安値となる。前日の米株安を背景に運用リスクを回避する売りが優勢だった。日米の長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)の銘柄を中心に売られた。

前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数は下落した。米国債の格下げが嫌気されたほか、米長期金利の上昇が重荷となった。米株安をきっかけに最近まで上昇基調が続いていた日本株に利益確定売りが広がった。

日経平均がチャート上で25日移動平均を下抜けたことも投資家心理を冷やし、売りに拍車をかけた。市場では「当面は短期筋による先物主導の相場展開が続きそう」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との声が聞かれる。

ただ、下げ渋る場面もあった。日銀は13時過ぎに臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施した。直後に外国為替市場で円安・ドル高が進み、輸出関連が主力の日本株に見直し買いが入った。前日も大幅安となっていたため、自律反発を見込んだ買いも入りやすかった。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、33.41ポイント(1.45%)安の2268.35で終えた。JPXプライム150指数も続落し、13.47ポイント(1.30%)安の1021.32だった。

東証プライムの売買代金は概算で4兆3391億円。売買高は17億9463万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1666と、全体の9割を占めた。値上がりは158、変わらずは11銘柄だった。

日経平均の指数への寄与度が高いファストリやアドテストが下げた。TDKは急落し、前日上げていたトヨタは利益確定売りが優勢となった。一方、信越化やHOYAが買われた。郵船や川崎汽など大手海運株は大幅高となった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


イエレン財務長官、フィッチの格下げ非難-「強い」米経済と相容れず Christopher Condon 2023年8月3日 3:15 JST ブルームバーグ

2023-08-03 05:42:10 | 日記
イエレン財務長官、フィッチの格下げ非難-「強い」米経済と相容れず
Christopher Condon
2023年8月3日 3:15 JST ブルームバーグ


イエレン米財務長官(7月28日)
イエレン米財務長官(7月28日) Photographer: Kevin Dietsch/Getty Images
イエレン財務長官は2日、フィッチ・レーティングスが米国の格付けを最上級の「AAA」から引き下げたことについて、「欠陥があり」、「まったく不当」だと非難した。

米が「AAA」格付け失う、フィッチ格下げ-「恣意的」と政府は反論

  イエレン氏はバージニア州マクリーンで行われるイベント用の準備原稿で、「われわれが目にしている米国経済の強さを踏まえると、フィッチの決定は不可解だ」と述べた。

  米国は長期的に「世界で最も大きく、最もダイナミックかつ革新的な経済であり続ける。世界で最も強固な金融システムも備える」と続けた。

  イエレン氏はフィッチの決定が「われわれ全員が既に知っていることを変えるわけではない。それは米国債が世界で傑出して安全で流動的な資産であるということと、米国経済が根本的に力強いということだ」とも語った。



原題:Yellen Blasts Fitch Downgrade at Odds With ‘Strong’ US Economy(抜粋)

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米国株、ダウ反落 米国債の格下げを嫌気 ナスダックは続落 米国・欧州株概況 2023年8月3日 5:02

2023-08-03 05:32:42 | 日記
米国株、ダウ反落 米国債の格下げを嫌気 ナスダックは続落
米国・欧州株概況
2023年8月3日 5:02


【NQNニューヨーク=戸部実華】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比347ドル79セント安の3万5282ドル89セント(速報値)で終えた。大手格付け会社が1日に米国債を格下げし、市場心理が悪化した。市場予想を上回る雇用指標の発表もあり、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が意識され、売りが広がった。

フィッチ・レーティングスが米国の長期外貨建て発行体格付けを最上級の「トリプルA」から1段階引き下げ「ダブルAプラス」にした。今後3年間で予想される財政悪化、債務上限を巡る政治対立に代表される統治上の問題などを理由に挙げた。市場では「格下げの理由は新たな問題を提示した訳ではないが、発表時期が驚きを誘い利益確定の売りのきっかけとなった」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。

堅調な雇用指標も相場の重荷となった。2日発表の7月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比32万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(17万5000人増)以上に増えた。労働需給の逼迫を背景にした物価高が続き、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを停止しにくくなるとの観測を誘った。

米債券市場で長期金利は一時前日比0.10%高い4.12%と昨年11月以来の高水準を付けた。相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株は売られやすく、ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォースが安い。半導体のインテルや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなども下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比310.466ポイント安の1万3973.447(速報値)で終えた。