東証大引け 続伸 好決算銘柄に買い、円高一服も支え
国内株概況
2023年8月7日 15:29
7日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比61円81銭(0.19%)高の3万2254円56銭で終えた。朝方は売りが先行したものの、堅調な国内企業業績や先週からの円高・ドル安の一服、日本時間7日の米株価指数先物の上昇が支えとなって次第に買いが優勢となった。
7月の米雇用統計を受けた前週末の米株安を背景に東京市場では売りが先行し、日経平均の下げ幅は午前に300円を超える場面もあった。ただ日経平均が節目の3万2000円を割り込んだ水準では好決算を発表した銘柄を中心に押し目買いが入り、間もなく下げ渋った。先週に日本株は大きく下げていたため、自律反発を狙った買いも入りやすかった。
日銀が7日朝公表した7月27~28日に開いた金融政策決定会合での政策委員の「主な意見」では、ある委員から「マイナス金利政策の修正にはなお大きな距離がある」との発言があった。金融緩和の継続が意識されたことも株式相場の支援材料になった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、9.30ポイント(0.41%)高の2283.93で終えた。JPXプライム150指数も続伸し、5.93ポイント(0.58%)高の1027.87で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4327億円。売買高は14億5509万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1315と、全体の約7割を占めた。値下がりは474銘柄、変わらずは46銘柄だった。
アステラスが急伸した。KDDIも高い。前週末に決算発表した日本製鉄や三井不も買われた。一方、日経平均への寄与度が高いファストリ、東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2023年8月7日 15:29
7日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比61円81銭(0.19%)高の3万2254円56銭で終えた。朝方は売りが先行したものの、堅調な国内企業業績や先週からの円高・ドル安の一服、日本時間7日の米株価指数先物の上昇が支えとなって次第に買いが優勢となった。
7月の米雇用統計を受けた前週末の米株安を背景に東京市場では売りが先行し、日経平均の下げ幅は午前に300円を超える場面もあった。ただ日経平均が節目の3万2000円を割り込んだ水準では好決算を発表した銘柄を中心に押し目買いが入り、間もなく下げ渋った。先週に日本株は大きく下げていたため、自律反発を狙った買いも入りやすかった。
日銀が7日朝公表した7月27~28日に開いた金融政策決定会合での政策委員の「主な意見」では、ある委員から「マイナス金利政策の修正にはなお大きな距離がある」との発言があった。金融緩和の継続が意識されたことも株式相場の支援材料になった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、9.30ポイント(0.41%)高の2283.93で終えた。JPXプライム150指数も続伸し、5.93ポイント(0.58%)高の1027.87で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4327億円。売買高は14億5509万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1315と、全体の約7割を占めた。値下がりは474銘柄、変わらずは46銘柄だった。
アステラスが急伸した。KDDIも高い。前週末に決算発表した日本製鉄や三井不も買われた。一方、日経平均への寄与度が高いファストリ、東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕