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東証大引け 今年初の4日続落 需給悪化への懸念で先物売り 国内株概況 2023年6月27日 15:40

2023-06-27 21:42:18 | 日記
東証大引け 今年初の4日続落 需給悪化への懸念で先物売り
国内株概況
2023年6月27日 15:40

27日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比160円48銭(0.49%)安の3万2538円33銭で終えた。日経平均が4日続けて下げたのは今年初めてで、2022年12月中旬に5日続落して以来の長さ。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測を背景に、値がさの成長(グロース)株の一角が売られた。日経平均の下げ幅は一時400円に迫った。一方、押し目買いも入って底堅い展開となった。

前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだ。生成AI(人工知能)関連の半導体大手エヌビディアが大幅安となったことを受け、東京市場はアドテストなど関連銘柄への売りが目立った。

日経平均の上昇をけん引してきた海外投資家が前週、11週ぶりに現物と先物の合算で売り越したとあって、海外勢が売りに転じるのではないかとの懸念が強い。今週は月末で四半期末とあって、年金基金などからリバランス(資産の再配分)に伴う売りが出るとみられており、需給悪化を警戒して先物主導で下げる場面があった。

半面、下値では押し目買いが入り、日経平均が下げ渋る場面も目立った。

東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、6.36ポイント(0.28%)安の2253.81で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4387億円。売買高は12億2720万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1049。値上がりは701、横ばいは84銘柄だった。

ソフトバンクグループが売られた。三菱商、サイバー、住友不が安かった。一方、OLCが大幅高となり、終値で時価総額が10兆円台になった。東エレクが堅調。川崎汽は11%超高で取引を終えた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続落 ハイテク株の下げが重荷 米国・欧州株概況 2023年6月27日 5:08

2023-06-27 05:32:30 | 日記
米国株、ダウ続落 ハイテク株の下げが重荷
米国・欧州株概況
2023年6月27日 5:08

【NQNニューヨーク=矢内純一】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落し、前週末比12ドル72セント安の3万3714ドル71セント(速報値)で終えた。ハイテク株の下げが重荷となり、市場心理の悪化につながった。半面、値ごろ感などから景気敏感株や消費関連株の一角が買い直された。ダウ平均はプラス圏で推移する場面が多かった。

目新しい取引の材料が少ないなか、ハイテク株の下げが大きかった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、ネット検索のアルファベットと電気自動車のテスラの下げが大きかった。いずれもアナリストの投資判断引き下げを受け、売りが出た。ダウ平均の構成銘柄では、ソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルが下落した。製薬株の下げも目立ち、アムジェンとメルクが売られた。

一方、前週のダウ平均は571ドル安となり、3月中旬以来の下げ幅を記録していた。米国や欧州の中央銀行の金融引き締めによる景気悪化懸念で景気敏感株を中心に売られていた。市場では、「6月中旬まで相場全体が上昇していたなかで、景気敏感株は出遅れ感があり、買い直す動きが出ている」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との見方があった。個別ではホームセンターのホーム・デポ、スポーツ用品のナイキ、建機のキャタピラーが上昇した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比156.738ポイント安の1万3335.778(速報値)で終えた。