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円キャリー取引に逆回転リスク 近づく介入ライン

2023-06-15 19:46:57 | 日記
円キャリー取引に逆回転リスク 近づく介入ライン

田村峻久
ポジション
2023年6月15日 19:06

15日の外国為替市場で円が対ドルで年初来安値を更新する中、再び政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まり始めた。介入によって円相場がひとたび円高に転じれば、低金利の円で調達した資金を高金利通貨の資産で運用する「円キャリー取引」に巻き戻しの動きが生じかねない。これまでにたまった巨大な円売りポジションの解消が、急激な円高進行を促す可能性もある。

東証大引け 5日ぶり反落 利益確定売りに押される、売買高水準 国内株概況 2023年6月15日 15:34 (2023年6月15日 15:45更新)

2023-06-15 19:46:57 | 日記
東証大引け 5日ぶり反落 利益確定売りに押される、売買高水準
国内株概況
2023年6月15日 15:34 (2023年6月15日 15:45更新)

15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら5営業日ぶりに反落した。大引けは前日比16円93銭(0.05%)安の3万3485円49銭だった。日経平均は前日まで連日でバブル経済崩壊後の高値を更新していたとあって、目先の利益を確定する売りに押された。

米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げを示唆し、金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を強めた。これを受けて14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、朝方の日本株相場全体の重荷となった。高値警戒感から上値での売りが目立ったなか、大引けにかけては株価指数先物にも散発的な利益確定売りが出た。

日経平均は一時200円超上げた。前日の米ハイテク株高や一時1ドル=141円台前半に進んだ円安・ドル高を支えに、海外投機筋による株価指数先物への買いがきょうも膨らむ場面があった。株式売買の活況を背景に、野村など証券株の上昇が目立った。

東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.56ポイント(0.02%)安の2293.97だった。

東証プライムの売買代金は概算で4兆3825億円と高水準で、3日連続で4兆円を上回った。売買高は15億6906万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1006。値上がりは761、横ばいは67銘柄だった。

エーザイや楽天グループ、富士通が下げた。一方、ニコンや荏原、クボタは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ7日ぶり反落し232ドル安 利上げ長期化観測重荷 米国・欧州株概況 2023年6月15日 5:24

2023-06-15 08:36:53 | 日記
米国株、ダウ7日ぶり反落し232ドル安 利上げ長期化観測重荷
米国・欧州株概況
2023年6月15日 5:24


【NQNニューヨーク=横内理恵】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落し、前日比232ドル79セント(0.7%)安の3万3979ドル33セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した2023年の政策金利見通しは市場の予想を上回る水準に上方修正され、米利上げ長期化が意識された。

FRBはFOMCで11会合ぶりに政策金利の据え置きを決めた。一方、参加者の23年の政策金利見通しは年内に0.25%の利上げ2回を織り込む水準に切り上がった。市場では0.25%の利上げ1回を織り込むとの予想が多かった。FOMC後にダウ平均は400ドルあまり下げる場面があった。

パウエル議長もFOMC後の記者会見で「ほぼすべての参加者が年末までにいくらか利上げするのが適切になるだろうと考えている」と利上げ再開を示唆した。ただ、7月会合での利上げについては「まだ決まっていない」と説明した。「インフレ低下のために必要な経済の条件がそろいつつあるとほぼ言えるだろう」と米景気や労働市場の過熱が解消しつつあるとの見解も示した。

「パウエル議長の発言内容は政策金利見通しが示すほどタカ派よりに聞こえなかった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があり、ダウ平均は議長会見中に下げ幅を縮小した。

医療保険のユナイテッドヘルス・グループは6%超安となり、ダウ平均を200ドルあまり押し下げた。13日の投資家向け説明会で経済正常化に伴って高齢者の手術件数が回復しており、保険金支払いが増加するとの見通しを示したことが業績不透明感につながった。

航空機のボーイングや建機のキャタピラーも売られた。一方、スポーツ用品のナイキや半導体のインテルは大幅に上昇し、ダウ平均を支えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比53.156ポイント(0.4%)高の1万3626.477と、昨年4月以来の高値で終えた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)や同業のエヌビディアなどが高い。電気自動車のテスラは14営業日ぶりに反落した。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は小幅に5日続伸した。前日比3.58ポイント(0.1%)高の4372.59と、昨年4月以来の高値で終えた。