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東証大引け 3日ぶり反落、半導体関連が大幅安 国内株概況 2023年6月22日 15:32

2023-06-22 20:55:15 | 日記
東証大引け 3日ぶり反落、半導体関連が大幅安
国内株概況
2023年6月22日 15:32

22日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比310円26銭(0.92%)安の3万3264円88銭で終えた。米利上げ継続観測の高まりで前日の米株式相場がハイテク株中心に下落し、東京市場では値がさの半導体関連株などへの利益確定売りを誘った。

半導体関連ではアドテストと東エレクが大幅安となり、2銘柄で日経平均を188円押し下げた。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株も下げた。

半導体関連株はこのところの日本株上昇をけん引してきた。市場では「6月末にかけては年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りが出て、7月上旬には日本株の上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売り圧力がかかる。半導体株はこれまで堅調だった分、利益確定売りの対象となりやすい」(国内証券)との声があった。

日経平均は朝方には上昇する場面もあった。日本株の根強い先高観から、下落局面では押し目買いが入った。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏による商社株投資が引き続き好感され、伊藤忠や三菱商、三井物、住友商、丸紅の5大商社株はそろって上場来高値を更新した。

東証株価指数(TOPIX)は小幅続伸し、終値は前日比1.49ポイント(0.06%)高の2296.50だった。商社株や銀行株が買われ、指数を支えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆940億円。売買高は14億5273万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は970と、全体の5割強を占めた。値上がりは800銘柄、横ばいは63銘柄だった。

資生堂やルネサス、スクリン、エムスリーが下落した。半面、三菱UFJやみずほFGが上昇し、関西電や東電HDも高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

国株、ダウ続落し102ドル安 パウエル議長の議会証言受け利上げ継続観測 ナスダックも続落 米国・欧州株概況 2023年6月22日 5:26

2023-06-22 05:29:15 | 日記
米国株、ダウ続落し102ドル安 パウエル議長の議会証言受け利上げ継続観測 ナスダックも続落
米国・欧州株概況
2023年6月22日 5:26

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比102ドル35セント(0.3%)安の3万3951ドル52セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受け、利上げ継続観測が改めて広がった。高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが優勢となった。

パウエル議長は21日の米下院金融サービス委員会で、米国の物価上昇率は「目標の2%にはまだかなり遠く、2%に戻すために注力している」と述べた。年内に0.25%の利上げ2回を示唆した米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済見通しは「かなり良い予想だ」と話し、追加利上げが適切になるとの見方を示した。市場では「前週のFOMC後の記者会見よりもタカ派的だった」(LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏)との声が聞かれた。

これまで米株式相場の上昇をけん引してきた主力ハイテク株には目先の利益を確定する売りが出やすかった。ダウ平均の構成銘柄では顧客情報管理のセールスフォースが3%下げ、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルも安かった。金融のゴールドマン・サックスや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど景気敏感株や消費関連株の一角も売られた。

ダウ平均は小幅に上昇に転じる場面もあった。ディフェンシブ株には資金が流入し、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、製薬のメルクが高い。米原油先物相場の上昇を受け、石油のシェブロンも買われた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比165.095ポイント(1.2%)安の1万3502.199で終えた。半導体関連株が軒並み売られ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は6%安となった。アナリストが投資判断を引き下げた電気自動車のテスラは5%下げた。