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日経平均大引け 3日続伸 33年ぶりに3万2000円台回復 国内株概況 2023年6月5日 15:07

2023-06-04 22:19:46 | 日記
日経平均大引け 3日続伸 33年ぶりに3万2000円台回復
国内株概況
2023年6月5日 15:07

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比693円21銭(2.20%)高の3万2217円43銭で終えた。上げ幅は今年最大。3万2000円台を回復するのは1990年7月以来およそ33年ぶりで、連日でバブル経済崩壊後の高値を付けた。前週末の米株高を受けて投資家が運用リスクを取りやすくなり、幅広い銘柄に買いが入った。外国為替市場での円安・ドル高も日本株の追い風となった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

1兆ドルの米国債の津波が流動性吸い上げへ-全ての資産クラスに影響 2023年6月4日 11:10 JST

2023-06-04 22:19:46 | 日記

1兆ドルの米国債の津波が流動性吸い上げへ-全ての資産クラスに影響
Denitsa Tsekova、Ksenia Galouchko
2023年6月4日 11:10 JST

米連邦債務上限の適用を停止する法案にバイデン大統領が3日署名し、同法が成立した。これを受けて米財務省は減少していた手元資金を拡充するため、大量の債券を発行しようとしている。

  銀行にある預金がこの購入に充てられ、流動性がさらに低下する見込みだが、金融機関は市場に準備ができていないと警告している。

  これによる負の衝撃は米債務上限を巡る前回の危機の後遺症をはるかに上回る恐れがある。米連邦準備制度の量的引き締め(QT)プログラムが既に銀行の準備金を減少させている上に、資産運用会社はリセッション(景気後退)に備えて現金を抱え込んでいるからだ。

  JPモルガン・チェースのストラテジスト、ニコラオス・パニギリツオグル氏は、米国債の洪水がQTの影響に加わり、株式と債券を合わせた今年のパフォーマンスを約5%押し下げるだろうと予想した。

  シティグループのマクロストラテジストらも同様の見方を示し、大規模な流動性低下後の2カ月にS&P500種株価指数が平均で5.4%下落し高利回り債のスプレッドは37ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し得ると試算した。

  5日に始まる米国債発行は既に縮小しているマネーサプライを吸い上げ、全ての資産クラスに影響する見込みだ。JPモルガンは広義の流動性指標が2023年初めの約25兆ドル(約3498兆円)から1兆1000億ドル減少すると見積もっている。

  パニギリツオグル氏は「これは大幅な流動性縮小だ」と指摘。「これほどの縮小が見られるのはリーマン危機のような重大な衝撃の時だけだ」と述べた。

  米連邦準備制度の引き締めと相まってこのトレンドは流動性指標を年率6%のペースで縮小させるとJPモルガンは試算している。過去10年の大半では拡大していた。


  米連邦債務上限問題が決着したことを受けて、米国債の大量発行が始まるが、一部の金融機関は7-9月(第3四半期)末までに発行高が1兆ドルを超える可能性があるとみている。米財務省は5日に合計1700億ドル余りの財務省短期証券(TB)の入札を実施する予定。

  TBの買い手には銀行のほかにマネー・マーケット・ファンド(MMF)や大まかに「ノンバンク」と分類される家計や年金基金、企業の財務部門などがある。銀行が買わない場合でも、顧客が銀行預金から米国債へと資金を移せば混乱を引き起こし得る。

  シティは影響を試算する際、銀行の準備金が12週間に5000億ドル減った過去のケースをモデル化した。シティグループ・グローバル・マーケッツのグローバルマクロ戦略責任者、ダーク・ウィラー氏は「銀行の準備金の縮小は常に逆風だ」と話した。

原題:Trillion-Dollar Treasury Vacuum Coming for Wall Street Rally (1)(抜粋)

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【米国市況】株続伸、S&P500種は強気相場に近づく-ドル140円付近 2023年6月3日 5:54 JST

2023-06-04 06:48:52 | 日記

【米国市況】株続伸、S&P500種は強気相場に近づく-ドル140円付近
Rita Nazareth
2023年6月3日 5:54 JST

雇用統計は強弱まちまち、追加利上げほぼ確実も6月は休止との見方
国債利回りは上昇、円は一時140円07銭に下落


2日の米株式相場は続伸。5月の米雇用統計が強弱まちまちの内容となり、利上げ休止の観測が広がったことなどが支えとなった。

米雇用者数は予想上回る、賃金鈍化-強弱まちまちで利上げ休止か
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4282.37 61.35 1.45%
ダウ工業株30種平均 33762.76 701.19 2.12%
ナスダック総合指数 13240.77 139.79 1.07%

  S&P500種株価指数は昨年10月に付けた安値からの上昇率がほぼ20%となり、強気相場に近づいた。アップルやテスラなどの大型株で構成するNYSE・FANG+指数は週間ベースで、ここ約2年では最長となる6週連続上昇。前日の決算発表で人工知能(AI)関連の売上高が今年倍増するとの見通しを示したブロードコムは値上がりした。

  ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は15を割り込んだ。過去1年間の平均は23。リスク選好が強まり、地銀など小型株で構成するラッセル2000指数も3.6%値上がり。

  ネーションワイドの投資調査責任者、マーク・ハケット氏は「株価の目覚ましい上昇を背景に、個人投資家の市場参入が続いている」と指摘。「投資家は過去3年の大半を米金融当局とインフレ、雇用者数のことばかり気にして過ごしてきたが、これら統計などを巡るボラティリティーは落ち着いてきており、市場がそれほど感情的でなくなったことを映している。これは強気だ。それほど反応しないというのは健全な市場の証だ」と述べた。

  今回の雇用統計に対するウォール街の反応は、追加利上げはほぼ確実だろうがそれは必ずしも6月ではないとの見方を示唆する。
米国債

  米国債利回りは上昇。金融政策動向に敏感な2年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.52%を付けた。金利スワップ市場はほぼ0.25ポイントの利上げが今後2回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合のいずれかで実施されると織り込んでいる。ただ、今月に起こる確率は50%未満と示唆されている。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 3.89% 7.1 1.86%
米10年債利回り 3.69% 9.8 2.71%
米2年債利回り 4.51% 16.7 3.84%
米東部時間 16時50分

  MUFGセキュリティーズアメリカの米マクロ戦略責任者、ジョージ・ゴンキャルベス氏は、今回の雇用統計を受けて「米金融当局がこの引き締めサイクルでの最初の利上げ休止をどのように伝達するのか市場は議論することになる」と指摘。「今後のデータが状況を狂わせない限り、当局は6月にタカ派的な休止を行い、1回のスキップは利上げ終了を意味しないと示唆する可能性が高い」と述べた。
外為

  外国為替市場ではドルが上昇。米雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことが背景。円は下落し、一時1ドル=140円07銭を付けた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1241.50 3.09 0.25%
ドル/円 ¥139.97 ¥1.17 0.84%
ユーロ/ドル $1.0706 -$0.56 -0.52%
米東部時間 16時50分

  TDセキュリティーズの米マクロストラテジスト、オスカー・ムニョス氏は「この日の雇用統計で、米金融当局には利上げの選択肢が完全に残される。FOMC当局者らが労働市場減速の明確な兆候を探しているならば、今回の統計は失業率が上昇したが、そうした見方を明確に提供するものではない」と話した。

雇用統計、FRBは利上げ見送り示唆「後悔するだろう」-識者の見方
原油

  ニューヨーク原油相場は続伸。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合を週末に控え、他のリスク資産と共に買いが入った。

  原油先物は1バレル=71ドルを上回る水準でこの日の取引を終えたが、週間では下落し、4月中旬の水準からは依然として約13%低い。

  カルシュテン・フリッチ氏らコメルツ銀行のアナリストはリポートで、「週明けに原油価格はさらに下落する可能性が高い。OPECプラスが追加減産を決定すると予想されていないためだ」としながらも、「中期的に現在の生産水準は低過ぎると当社は考えているため、今後数週間に原油価格は再び上昇するはずだ」と指摘した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比1.64ドル(2.3%)高の1バレル=71.74ドル。週間では93セント下げた。ロンドンICEの北海ブレント8月限は前日比1.85ドル高い76.13ドル。
Oil Settles Above $71 | Oil rises ahead of OPEC+ meeting as traders weigh potential cuts




  ニューヨーク金相場は反落。雇用統計の発表後に米国債利回りが急上昇したことを嫌気し、売りが優勢になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前日比25.90ドル(1.3%)安の1オンス=1969.60ドルで終了した。週間では4週ぶりに上昇した。スポット価格はニューヨーク時間午後2時38分現在、前日比1.3%安の1951.74ドル。
Gold Is On Course for Best Week in Four | Its upside may be capped as traders bet more hikes after US jobs data



原題:Stock Melt-Up Drives S&P 500 to Brink of Bull Run: Markets Wrap(抜粋)

Traders Jack Up Fed Tightening Bets in Wake of Latest Jobs Data(抜粋)

Greenback Gets a Belated Boost on Jobs Data: Inside G-10(抜粋)

Oil Advances as Market Eyes Weekend OPEC+ Meeting in Vienna(抜粋)

Gold Pares Weekly Gain as US Jobs Data Sends Mixed Signals(抜粋)

米雇用者数は予想上回る、賃金鈍化-強弱まちまちで利上げ休止か 2023年6月2日 21:37 JST 更新日時 2023年6月3日 0:38 JST Bloomberg

2023-06-04 06:47:04 | 日記

米雇用者数は予想上回る、賃金鈍化-強弱まちまちで利上げ休止か
Augusta Saraiva
2023年6月2日 21:37 JST 更新日時 2023年6月3日 0:38 JST Bloomberg

5月の非農業部門雇用者数は33.9万人増、市場予想19.5万人増
失業率3.7%、前月からの上昇幅は2020年4月以来の大きさ


5月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが加速する一方で失業者数も急増。平均時給は鈍化した。強弱入り交じる内容で、米金融当局が利上げを休止する根拠が増えた格好だ。
キーポイント

非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比33万9000人増
エコノミスト予想の中央値は19万5000人増
前月は29万4000人増(速報値25万3000人増)に上方修正
家計調査に基づく失業率は3.7%に上昇
市場予想は3.5%
前月3.4%
平均時給は前月比0.3%増-前月0.4%増
市場予想は0.3%増

  5月は広範囲の業種で雇用が増加。特に専門職・ビジネスサービスや政府部門、ヘルスケアでの伸びが目立った。

  失業率は前月からの上昇幅が2020年4月以来の大きさとなった。金融当局者はこの上昇にも注目するとみられる。失業者数は5月に前月比44万人増加。新型コロナウイルス禍が始まった直後に記録的に急増した時期があったが、それに次ぐ大きさだった。
A Mixed US Jobs Report | Payrolls growth exceeds forecasts but jobless rate hits seven-month high
上段:非農業部門雇用者数、下段:失業率
出所:米労働統計局

  5月雇用統計が強弱まちまちの内容となったことで、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が示唆する利上げ休止姿勢が正当化される可能性がある。他の当局者からも、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では政策金利を据え置き、7月に引き締めを再開する余地を残す考えを支持する見解が聞かれる。
2つの調査

  雇用統計は2つの調査で構成されている。一つは失業率などを算出する家計調査で、もう一方は雇用者数や賃金などをカバーする事業所調査。

  家計調査の詳細を見ると、労働市場に加わる人が職探しに苦労していることや、以前雇用されていた人が失業するケースが増えていることが分かる。

  一方、事業所調査では堅調さが示された。雇用者数は1年2カ月連続で市場予想を上回り、労働力人口の大半を占める非管理職の賃金は0.5%増と、6カ月ぶりの大きな伸びとなった。

  ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミスト、アナ・ウォン氏らは「5月雇用者数の驚くほど力強い伸びは、ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の最高値をも上回り、労働市場の読み取りが困難であることを浮き彫りにした。われわれの見解では、労働市場はヘッドラインの数字が示唆するより弱い。家計調査で示された就業者数は5月に実際のところ減少した」と指摘した。

  平均時給は前年同月比では4.3%増。今年3月と並び、2021年半ば以来の低い伸びにとどまった。市場予想は4.4%増。4月は4.4%増だった。

  労働参加率は62.6%で変わらず。25-54歳の労働参加率は上昇し、07年以来の高水準。上昇分を女性が占めた。

  需要に関して気掛かりな兆候も見られた。週平均労働時間が34.3時間に若干減少し、20年4月以来の低水準となった。景気が弱まり始めると、雇用主は人員を削減するよりまず労働時間を減らす傾向がある。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Labor Market Sends Mixed Signals, Giving Fed Reason to Pause(抜粋)、US May Nonfarm Payrolls Rose 339k; Unemp.  Rate at 3.7%(抜粋)
(統計の詳細を追加して更新します)