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東証大引け 4日続伸、連日で33年ぶり高値 先物主導で後場一段高 国内株概況 2023年6月6日 15:34

2023-06-06 16:10:39 | 日記
東証大引け 4日続伸、連日で33年ぶり高値 先物主導で後場一段高
国内株概況
2023年6月6日 15:34


6日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、大引けは前日比289円35銭(0.90%)高の3万2506円78銭だった。1990年7月以来およそ33年ぶりの高値を連日で更新した。日本株の根強い先高観を背景とした、海外短期筋による株価指数先物への断続的な買いが日経平均を押し上げた。後場は一段高となり、上げ幅は300円を超える場面があった。

ファストリなど大型株への買いが指数の上昇をけん引した。市場では、今週末の株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ思惑的な買いが入ったとの見方もあった。

前日の米株安を受けた利益確定売りが先行し、日経平均は朝方に280円超下げる場面があった。ただ、その後は先物主導で急速に下げ渋ったため、きょうの相場下落を見込んでいた売り方が買い戻しを迫られ、相場上昇を加速させた面もあったとみられる。取引時間中の高値と安値の差である日中値幅は600円60銭で、1月18日(604円84銭)以来およそ5カ月ぶり大きさだった。

東証株価指数(TOPIX)は4日続伸し、終値は前日比16.49ポイント(0.74%)高の2236.28だった。1990年8月以来、約33年ぶりの高値を連日で更新した。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4501億円。売買高は12億7105万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は933と全体の約半数にとどまった。値下がりは829銘柄、変わらずは72銘柄だった。

三菱商や三井物が年初来高値を更新した。東エレクやダイキンも買われた。半面、アドテストやオリンパス、太陽誘電が下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日本株は4日続伸、大型銘柄を中心に見直し買い-商社や鉄鋼など高い 田村康剛 2023年6月6日 7:30 JST 更新日時 2023年6月6日 15:09 JST

2023-06-06 16:05:27 | 日記
日本株は4日続伸、大型銘柄を中心に見直し買い-商社や鉄鋼など高い
田村康剛
2023年6月6日 7:30 JST 更新日時 2023年6月6日 15:09 JST

6日の東京株式相場は4営業日続伸。海外株に比べて割安な株価評価尺度(バリュエーション)に着目した買いが優勢になった。

  朝方は米株安や円安一服を嫌気した売りが先行したものの、時価総額の大きな銘柄を中心に見直し買いが入った。商社や鉄鋼株が値上がりし、電気・ガスや食料品などのディフェンシブ銘柄も高かった。

TOPIXの終値は前日比16.49ポイント(0.7%)高の2236.28
日経平均株価は289円35銭(0.9%)高の3万2506円78銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方
証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長
前日の米国株が下落したことを受けて売りが先行したが、下げ渋る展開となり見直し買いが入ったのだろう
日経平均株価は売買高加重平均価格(VWAP)の3万2200円台を超えたことで、先物を売り建てていた投資家の買い戻しが入ったようだ

東証33業種
上昇率上位 卸売、鉱業、鉄鋼、保険、医薬品
下落率上位 銀行、海運、精密機器、ガラス・土石製品
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米国株、ダウ反落し199ドル安 急伸の反動で ナスダックは反落 米国・欧州株概況 2023年6月6日 5:26

2023-06-06 07:08:22 | 日記
米国株、ダウ反落し199ドル安 急伸の反動で ナスダックは反落
米国・欧州株概況
2023年6月6日 5:26

【NQNニューヨーク=矢内純一】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比199ドル90セント(0.6%)安の3万3562ドル86セントで終えた。前週末に701ドル高と急伸した反動で、主力株の一部に利益確定売りが広がった。景況感指標の悪化も景気懸念につながり、相場の重荷だった。スマートフォンのアップルは上場来高値を更新したが、下落して終えた。

米国の債務上限問題への不安払拭や米連邦準備理事会(FRB)の6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測で前週末2日にダウ平均は大幅に上昇し、今年最大の上げ幅を記録していた。1カ月ぶりの高値を付けていたため、主力株の一部に利益確定売りが出た。

午前発表の5月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は50.3と市場予想(52.3)に反して、前月から悪化した。これまで堅調だったサービス業の景況感が悪化したことも、米株の重荷となった。

アップルは下落して終えた。年次開発者会議「WWDC」が始まる前は買いが先行し、上場来高値を更新した。だが、新製品であるゴーグル型ヘッドマウントディスプレーが発表されると次第に売りが優勢となった。映画・娯楽のウォルト・ディズニーはアップルの新製品で動画配信サービスを提供することが明らかとなり、上昇に転じた。

半導体のインテル、工業製品・事務用品のスリーエム、スポーツ用品のナイキが下げた。一方、バイオ製薬のアムジェン、小売りのウォルマートが上昇した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落した。前週末比11.337ポイント(0.1%)安の1万3229.429で終えた。半導体のエヌビディア、交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。