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東証後場寄り 一進一退 FOMC控え様子見姿勢強まる 2020/6/10 13:03

2020-06-10 13:50:52 | 日記
東証後場寄り 一進一退 FOMC控え様子見姿勢強まる
2020/6/10 13:03

10日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日終値(2万3091円)を挟んで一進一退の展開となっている。日本時間11日未明に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見の内容を見極めたいとして、積極的な取引は手控えられている。

市場では、「パウエル議長が経済の見通しが改善しているとの認識を示せば、金融緩和策の早期の縮小を想起させ株式市場にとってマイナス」(大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジスト)との声もある。

前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約473億円成立した。

12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1973億円、売買高は6億7400万株だった。

中外薬やアステラスなどの製薬会社をはじめ、信越化、富士通が買われている。東エレク、HOYA、ユニチャームも上昇。前場で制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われたタカラバイオは後場、買い気配となっている。半面、国際石開帝石、日本製鉄、三井住友トラは売られている。第一生命HD、キリンHD、ファナック、スズキも下落。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

NYダウ7日ぶり反落、300ドル安 ナスダックは一時10000台 北米 2020/6/10 5:25

2020-06-10 07:34:46 | 日記
NYダウ7日ぶり反落、300ドル安 ナスダックは一時10000台
北米
2020/6/10 5:25

【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落し、前日比300ドル14セント(1.1%)安の2万7272ドル30セントで終えた。機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数は前日に年初来でプラスに転じており、上昇に一定の達成感が出ていた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を10日に控え、持ち高調整の売りも出た。


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ダウ平均は前日までの6日続伸で2189ドル(8.6%)上昇した。米経済が早期に正常化に向かうとの期待から買われていた金融や資本財、エネルギーなど景気敏感株に利益確定の売りが目立った。旅客需要の持ち直し期待から急伸していたユナイテッド航空ホールディングスなどの空輸株が急落し、連動して航空機のボーイングも大幅に下げた。クルーズ船やホテルも安い。

FOMCの結果発表を10日に控え、持ち高調整を目的とした売りも出たう。金融政策は現状を維持する見通しだが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見で「足元の株高をけん制する姿勢を示すかもしれない」(ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのチャド・モーガンランダー氏)との声も聞かれた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比29.01ポイント(0.3%)高の9953.75と連日で過去最高値を更新した。取引時間中には初めて10000台に乗せる場面があった。

9日にアナリストが目標株価を引き上げたSNS(交流サイト)のフェイスブックとネット通販のアマゾン・ドット・コム、半導体の自社開発への期待が強まったスマートフォンのアップルがいずれも3%高。アマゾンとアップルは上場来高値を更新した。検索サイトのアルファベット、ソフトウエアのマイクロソフトも上昇し、指数を押し上げた。

FRBドル供給、邦銀利用突出 24兆円で世界の半分 経済 金融機関 2020/6/9 23:00日本経済新聞 電子版

2020-06-10 05:03:49 | 日記
FRBドル供給、邦銀利用突出 24兆円で世界の半分
経済 金融機関
2020/6/9 23:00日本経済新聞 電子版

米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス対応で3月に拡充した各国の中央銀行経由のドル資金供給策で、邦銀の利用が突出している。日銀の調達額は4日時点で2221億ドル(約24兆円)と世界全体の半分を占める。コロナ禍で高まったドル不足の懸念は中銀の連携による大量供給で落ち着いたが、邦銀の海外事業の調達不安も改めて浮き彫りになった。


ニューヨーク連銀によると、世界の中銀に対するドル資金の供給額は4日時点で4469億ドル。先進国・地域のほか新興国ではシンガポールなども利用する。調達額を比べると、首位の日銀は2位の欧州中央銀行(ECB、1449億ドル)を5割も上回る。続く英イングランド銀行(BOE、231億ドル)などとは桁違いの額だ。

FRBから各中銀にドルを融通する仕組みは、米欧で新型コロナの感染が広がり、金融市場でドル資金の調達不安が高まった3月以降に大幅に拡充された。日欧など主要国・地域の中銀には期間3カ月と以前より長いドル資金を供給。1週間物は頻度を週1回から毎日に増やした。

日銀は9日、期間3カ月のドル資金を供給するオペ(公開市場操作)を実施した。3月に初めて供給した3カ月物のドル資金が償還を迎えるため注目された落札額は約160億ドルと3月の初回の半分強だった。大和総研の中村文香氏は「一時期よりドル需要は落ち着いてはいるが、なお調達の懸念は根強い」とみる。


各中銀はFRBから調達したドルを民間の金融機関に貸し出している。日銀が目立つのは「邦銀のニーズが他国の銀行よりも際立って強いことを示す」(東短リサーチの加藤出氏)。

国際決済銀行(BIS)のデータをもとに大和総研が集計したところ、邦銀の海外向け融資や有価証券投資を示す国際与信残高は2019年末時点で4.6兆ドルだった。2位の英国のおよそ1.3倍の規模だ。

08年のリーマン危機時のFRBによるドル供給では過半がECB向けで日銀は2割ほどだった。その構図が大きく塗り替わっている。邦銀は財務が傷んだ欧州の銀行が軒並み事業を縮小した穴を埋めるように世界で投融資を拡大してきた。国内で稼げなくなったため海外市場に活路を求めた結果でもある。

「正直、日銀のドル供給がなかったらどうなっていたかわからない」。東海地方の地方銀行関係者は胸をなで下ろす。地銀はメガバンク主導のドル建て協調融資に加わったり、外国債券への投資を増やしたりしてきた。ドルの調達に支障をきたせば、新たな収益源となっていた海外投融資の大幅な縮小を迫られる可能性もあった。

FRBがドルを大量供給するのは、海外勢がドルを確保するために米国債を投げ売りすれば金利の上昇を招き、経済の重荷となる懸念があるためだ。あくまで市場の混乱を回避する一時的な措置であり、邦銀のドル調達の不安が一掃されたわけではない。

金融庁幹部は「邦銀の需要が突出している点が米国で政治問題になる懸念がある」と話す。足元では米金融市場も落ち着きを取り戻しつつあり、ドル供給が縮小される可能性もある。邦銀が日銀経由で手にした2200億ドルを超える資金について代替の調達先を見つけるのは簡単ではない。

ドイツ証券の小山賢太郎氏は「有事のドル調達を中銀にこれほど依存する邦銀の脆弱性が浮き彫りになった」とみる。新型コロナ対応は長期戦になる。日銀の超低金利政策も出口は遠く、邦銀は海外に活路を求めざるを得ない状況は当面続く。ドルの安定調達という長年の課題は相変わらず残る。

NYダウ反落で始まる、一時400ドル超安 利益確定売り優勢 北米 2020/6/9 22:59

2020-06-10 04:46:27 | 日記
NYダウ反落で始まる、一時400ドル超安 利益確定売り優勢
北米
2020/6/9 22:59

【NQNニューヨーク=川内資子】9日のダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落して始まった。午前9時35分現在は前日比323ドル70セント安の2万7248ドル74セントで推移している。下げ幅は一時400ドルを超えた。前日はナスダック総合株価指数が過去最高値を更新し、機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数が年初来でプラスに転じた。相場上昇に一定の達成感が出ており、利益確定売りが優勢になった。欧州株相場が軒並み下げていることも売りを促した。



米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を10日に控え、買いに傾いた持ち高を調整する売りも出ているようだ。

旅客需要の回復期待から前日までに大きく上げたユナイテッド航空ホールディングスが15%安を付けるなど、空運やクルーズ船株が軒並み急落。航空機のボーイングも利益確定売りに押され、大幅安になっている。化学のダウのほか、石油のエクソンモービルの下げも目立つ。

一方、決算と同時に営業再開した店舗の業績が予想以上だと明らかにした百貨店のメーシーズは急伸。アナリストが目標株価を引き上げた交流サイト(SNS)のフェイスブックやネット通販のアマゾン・ドット・コムは買いが先行している。