早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

タイムマシン

2016年12月29日 17時39分08秒 | Weblog
題名を見て察した方も多いと思いますが




ヘルシーが忙しいようなので、のびちゃんが代わりに書かせてもらいます




ついに最後のブログとなりました




本日の道具は説明不要ですね 他のSF作品にもたびたび出てきますから





時間を移動できる機械です




最初にこの道具シリーズを考えたときに、終わるときにはタイムマシンにしようとあらかじめ決めていたので




ついにこのときがきたか…




と、感慨深い気持ちです




タイムマシンなので今までの部活を振り返ってみます




中学生では全中予選では都大会にもいけないような実力でしたが




二年生のときに早実史上2回目の関東駅伝出場という稀にない経験(この学校に推薦で入って来る人たちに取ってはなんともないかも知れないけれど)をさせてもらい




高校生では三年生ではかなり悔しい結果になりましたが、都大会にも出させてもらい




都駅伝には補欠二回、選手として一回、さらに関東駅伝には二回出させてもらいました




よくもまあ、ここまでになったよ




というのが正直な感想です




中学入部当時1000メートルを4'13が精一杯で、明らかに人より運動音痴な人間からしてみれば




高校の推薦の人たちと近いレベルでやっていけているというだけで




充分幸せな陸上生活でした




内部や一般からしたら上出来な方じゃないんですかねぇ(笑)




さらに高みを目指して頑張っていましたが




運動音痴の僕には三年、ないしは六年という時間は




少々、極めるのには難しかったようです




なんとなく走るということがわかるような気がしてきたときに、たびたびテストや怪我で走る量が減ってしまい




感覚が戻るまでに時間をかけすぎた、というのが心残りですかね




なかでも、三年夏の肺炎は一番応えました




捻挫や関節の痛みやテストと違って、軽めのジョグをするということがこれほど辛いことなのかと思わされました




比較的いい記録を残せたと思っている9月の世田谷記録会や、ピークを持っていった2つの駅伝のときでさえ




前の感じには戻っていませんでした




今振り返ってみると、練習で力をつけるぞ、というよりかはなるべく衰えないようにやっていたんじゃないかと




思うような気もします




やっぱり、走るのってつらいわ




結果、辛いものは辛いという当たり前のことが思い知らされました…




それなのになんでやっていたのか




なんだかんだ楽しかったでしょうね




野球も、サッカーも、バスケも、テニスも人並み外れたセンス(音痴の方)を持った自分としては




唯一、これだけがスポーツで他人とろくに競い合えるものでした 




また、からだを大事にするだとか、言われなくても自分でやるとはどういうことなのかとか




チームの仲間たちはいろんな考え方、価値観を教えてくれました




全国を狙って頑張るとか、自分の運動センスではあり得ないような経験もさせてもらいました




本当にたくさんのものをもらいました




もっとこうやっていたらとか、はやくこういうことに気づいていればとかありますけど




終わりがきてしまいました




もし、時間がたって部活をやっていた時のことを思い出したくなったときには




このブログを読み返すことでタイムマシンの代わりにしたいと思います




読んでくださった皆さん、ありがとうございました!




(ないとは思いますが)こんなやつがいたなぁと思い出して、ここに戻ってきてもらえると嬉しい限りです




それではまた、いつか先の未来で































コメント (2)
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