こんばんは。地雷です。
早いもので、あっという間に2月になってしまいました。去年の今頃は、特殊詐欺根絶駅伝なんていうものに出てましたね(笑)高一も残りわずかなので、改めて2018年度を振り返ってみると、本当にいろいろありました。
4月から6月は、何も考えずにただひたすら走っていた気がします。何が出来て、何が難しいのかも分からず、とにかく先輩たちの練習に(かなりメニューを削りながらも)ついて、大会でも「どれくらい走れるか分からないけど、出るからには」の精神で全力で走っていました。今から見ても、当時としては結構いいタイムが出てたなと思います(恥ずかしいことに、6月の支部学年別が今も3000のベストです)。
夏は暑さにやられてましたね。春には出来ていたペースで長い距離を走れず、10㎞をキロ4分30秒とかで走っていました。今から考えればジョグですね(笑)夏の1次合宿が終わってから合わない靴を買ってしまって足を痛め、2次合宿では一番下のチームでも実力的についていけず桧原湖一周をパスするという後味の悪いこともありました。陸上を始めたばかりの「何をやっても伸びる時期」も終わり、自分の実力とかも分かってきて、かえって結果を出しにくくなりました。
そして秋冬は5000mに本腰を入れて、ペース走では少しずつですが距離やペースが上がってきています。ただ練習の消化率が悪く、週のはじめにたくさん走って、後半は疲労などで走れなかったりするなど、なんか中途半端です。何とかしていい状態で春を迎えるために、決めたことがあります。
まずは「メリハリのある練習」。疲れているときに朝走ったり、調子がいいのに一日何もしなかったりと、バランスが悪いのでこういうことをなくして、自分にちょうどいい具合を考えていきたいです。目指すは「毎週その週の練習をきっちりこなすこと」。寝る時間など生活の管理もそのためにあります。
そして「練習のための練習」。この言葉は野球をやってた頃に監督が悪い意味でよく使っていました。「試合で勝つために練習しているんだから、練習のための練習になるな」というふうに、です。ただ大会で結果を残すためには、それこそ桧原湖を一周するようなことも必要です。3分40秒のチームでロードのペース走をしたり、春合宿で1つ上のレベルで走ったり。夏の2次合宿が個人的には結構悔しかったので、春合宿で同じことにならないためにも2月の今が大事だと思います。今月はインターバル練習が多いので、苦手だからと妥協しないようにしていきたいです。
ここまで長くなりましたが今月の言葉を。村田沙耶香の『コンビニ人間』から。
「この世界は、縄文時代と変わってないんですよ。」
大学生から18年間、同じコンビニでバイトをし続けている主人公古倉に、無職独身の「社会のお荷物」である白羽が力説する。働かない、結婚しない人が社会で受け入れられないのは、狩りをしない男がムラから追放される縄文時代と何も変わっていないと。それを聞き古倉は「私たちは入れ替わっているだけで、ずっと同じ光景を続けているのかもしれない」と思う。コンビニの店員も、割り箸も、小銭も、商品も、それを入れる袋も入れ替わっているけど、毎日「変わらなく」見えるように。