早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

空には希望がつまってる

2013年12月07日 20時25分07秒 | Weblog
よっちゃんです





自宅学習日を楽しんでおります。







朝はゆっくり起きて、練習にも時間をかけることができ、家のおいしいご飯を昼も食べることができ、お昼寝もできる。









そして何より、1時間の武蔵野線からの解放が何よりもうれしいです。











これは僕の高校時代が幕を閉じようとしている証です。











161cmに学ランに坊主。









地元の友達に会うと








「おまえ全く変わってないな!」










それもそのはずです。









僕の高校での成果は
身長が1cmのびたことと
革靴になったことくらいです。











中学生時代と外見はいっさい変わらず僕の高校時代は幕を閉じると思うと虚しいです笑






















この3年間、身長ともに僕の成長、タイムも止まりました。














挫折を味わった1年目













試合に弱い2年目














無難な走りしかできなかった3年目















いいとこなしです。















競技に関してはうれしいことは何もありませんでした。ケガも多く、痛みを抱えずに走れる日はない。調子がよくても、ベストをだしても、自分はこの程度の選手だと思わされる毎日。














苦しかったです。













その間、たくさんの方々に支えていただきました。




保護者の方々、OBの方々、クラスメイト、顧問の先生方、治療院の先生。












たくさんの支えをいただき今日まで走り続けることができています。ありがとうございました。













このブログもその中の一つです。
コメントから力を、勇気をいただくこともできました。











そして、めげずに頑張れたのは、陸上部の仲間のおかげです。











先輩方にたくさんのことをおしえていただき、苦しいときも温かく包んでくださり、今の自分があります。











後輩はとにかくかわいかったです。後輩がいるのがうれしかったです。
後輩に何かしらを残せればと頑張れました。










そして何より同期のみんなに感謝しています。1年のころみんなで決めた都大路という目標にはとどきませんでしたが、それを目指して5人で頑張ってこれたのはかけがえのないものです。









また、3年間マネジメントをしてくれた同期の子、めんどくさい男子に最後まで付き合ってくれた長距離女子の2人のお人形さんにも感謝したいと思います。

















毎日毎日にいろいろな思い出がありますが、やはり今年の都駅伝が一番の思い出です。










今年は、自分が都大路で走りたいというよりは、ブロック長としてみんなを連れて行ってあげたいという気持ちでした。










しかし、連れて行くことはできませんでした。











あの日。











僕はみんなに
「あきらめたらそこで試合終了だよ」を伝えました。








アンカーがゴールするまであきらめてはだめだと。











こんなに人を信じたのは初めてだと思います。仲間を信じ続けました。











スラムダンクを無理やり読ませてくれたtmkには本当に感謝です。













結局負け、自分も無難な走りしかできませんでした。












ただひとつ。












区間賞がふってきました。








タイムも遅く、自分より速い選手の調子がよくなかったので、空からふってきたようです。














恥ずかしかったです、このタイムで区間賞をとったことが。







だからもっと速くなって堂々と区間賞をとりたいと思いました。











そしてもうひとつ。













希望を捨ててはいけないということです。












潰れたなりに頑張っていれば、空から何かふってくるかもしれません。












「希望をもってがんばれ」











前顧問の先生のお言葉です。












僕は先生からこの言葉を2回いただきました。












心にしみて、頑張ろうと思いました。










僕にとってスラムダンクの安西先生のような存在です。








先生のお言葉を胸に、










これからも希望を捨てずに、いつか頑張っていれば、神様がきっとご褒美をくれると信じて、潰れたなりに努力し、復活してみせます。









3年間ありがとうございました。
これからも早実陸上部の応援をよろしくお願いいたします。
コメント (2)
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