こんばんは。
竜党です。
先日、都駅伝がありました。
一言で表すとするなら
歓喜、涙、笑い、悔しさ・・・
あれ、一言ではありませんね。
それくらい色んなことがつまった、2時間でした。
自分は主にみかん君の付き添いをしていたのですが
彼は2位でもらった襷を、区間2位の力走でなんと1位でもってきました!
走り終わった後、自分は急いで駆け寄って二人で喜び合いました。
1番興奮した瞬間だと思います。
大したサポートはできませんでしたが、みかん君の付き添いをしてよかったと思いました。
しかし、チームとしての結果は3位。
全員が都大路を目指して頑張ってきたわけですから、満足のいくものではありません。
その時自分が感じていたのは
1位になれなかった悔しさ、無念、悲しみ、、、
そして何より、この駅伝に主体的に参加できなかった自分の無力感でした。
どうすることもできず、呆然としていました。
10月29日、駅伝メンバーが発表されました。
当然のことですが、そこに自分の名前はありません。
ですが、その時初めて、ケガをしてから初めて、心から「悔しい」と感じました。
自分が駅伝を走れないことは、ケガをしたときにわかっていたことです。
でも、その時よりも比べ物にならないくらい悔しいと感じました。
なぜでしょうか。
自分はこの早実高校長距離に入部したときから、
「都駅伝のメンバーに入って、チームに貢献すること」
それを第一に考え頑張ってきました。
トラックを走っているときも、ロードを走っているときも、常に駅伝のことは頭にありました。
しかし自分はケガをしてしまった。
その時、都駅伝には間に合わないと悟り、諦めたんだと思っていました。
でも、どうやら諦めきれていなかったようです。
頭のどこか片隅に、都駅伝を走っている自分の姿がまだあったんだと思います。
長い間意識していたから、簡単には捨てきれなかった。
そのくらい都駅伝は何としてでも走りたかったんです。
メンバー表を見て初めて、文字になって初めて、わかったんだと思います。
自分は都駅伝を走れないということが。
ついに自分の目標が叶わなかったんだということが。
だから、メンバー発表のときになってやっと悔しさを感じたんだと思います。
その時、痛みがぶりかえしたりしていたことなども重なって、自分はかなり追いつめられていました。
何のために走っているんだろうか。
自分の努力はなんだったんだろうか。
報われるとも限らないのに、努力する意味なんてあるんだろうか。
そんなことまで考えていました。
なんで自分たちは結果につながるとも限らない努力をしているんだろうと思っていたところ、
自分はいい言葉を見つけました。
「努力しても必ず夢が叶うとは限らない。
だけど、夢を叶えた人は必ず努力している。」
当たり前のことかもしれませんが、努力する意味を探していた自分にとってはものすごく大きなことでした。
と同時に、必ず叶うとも限らない夢に向かって頑張るって、すごいことなんだなと。
部活をやっている今しか実感できないなと。
思いっきりやってやろうと思いました。
もう迷いはありません。
努力あるのみです。
夢を叶えるために
これ以上努力をやめるわけにはいきません。