つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

アスチルベ

2014-05-15 14:09:18 | ジャズ


  別名ショウマ。小さな花が集まってふんわりとした円錐状の穂になります。

  淡いピンクや白の花が風にゆれる様子はやさしげ。日本にも多くの種類が自生していましたが、ヨーロッパで園芸種に改良され、

  イングリッシュガーデンに利用されることで、日本でも見直しが進みました。

  丈夫で育てやすいのがメリットです・・・


  ユキノシタ科

 
  原産地: 東アジア、北アメリカ


  花言葉: 楽しい恋の訪れ



  今日聴いたジャズ・・・


  DIANA PANTON・・・「ムーンライト・セレナーデ」
  (月と星のうた)



  本作は、カナダの歌姫、ダイアナ・パントンのリーダー・アルバム。2006年録音、2007年に発表されたセカンド・アルバム。

  彼女の作品ではお馴染みの、レグ・シュワガー(g)、ドン・トンプソン(p、b)をバックに歌う、シンプルなギター・トリオ編成。


  全16曲、”I’M OLD FASHIONED”を除き、月と星のつくナンバーばかりを集めたラヴ・ソング集。

  どのアルバムを聴いても感じることだけど、彼女の魅力はキュートで甘く、柔らかい。そしてコケティッシュ・ヴォイスにあると思う。

  16曲の中には、ナットキング・コール、ビリー・ホリデイ、チェット・ベイカー、フランク・シナトラたちのヴァージョンで

  よく知られている曲も含まれている。

  しかしながら、彼女はそれらの曲を自分のものとして消化し確立しているところにアイデンティティを感じる。


  フランス語にも堪能な彼女は「コルコヴァード」をフランス語で歌っている。その点では「わたしが愛したブラジル」の方が

  フランス語での曲が多いような気がする。

  一つ残念なのは、ドン・トンプソンのvibsが聴けないところ。なぜ本盤だけvibsを演奏してくれなかったのかな?

  何はともあれ、ダイアナ・パントンは優秀なサポート陣に恵まれ、彼女の持ち味を存分に伝えて、これからがますます楽しみな

  ヴォーカリストとして成長して欲しい。



1・DESTINATION・・・2・I’M OLD FASHIONED・・・3・IT’S LIKE REACHING FOR THE MOON・・・4・IF THE MOON TURNS
  GREEN・・・5・REACHING FOR THE MOON・・・6・コルコバード・・・7・MOONLIGHT SERENADE・・・8・THERE OUGHT
  TO BE A MOONLIGHT SAVING TIME・・・9・A LITTLE GIRL、A LITTLE BOY、A LITTLE MOON・・・10・MOON AND SAND・・
11・I’VE TOLD EV’RY LITTLE STAR・・・12・A HANDFUL OF STARS・・・13・OH YOU CRAZY MOON・・・14・SO MANY
  STARS・・・15・FLY ME TO THE MOON・・・16・MOON RIVER・・・



      DIANA PANTON(vo)
      DON THOMPSON(b、p)
      REG SCHWAGER(g)


     2006年 トロントにて録音・・・