別名ヤグルマギク。英名コーンフラワー。アメリカの野草研究家マシューズはこの花を ”あらゆる青花の中でもっとも
完全な青 ”と称讃したといいますが、現代では素朴でやさしげな雰囲気が多くの人に好まれているようです。
人類との関係は長く、ツタンカーメンの棺の中からこの花が見つかっています・・・
キク科
原産地: ヨーロッパ、小アジア
花言葉: デリカシー
今日聴いたジャズ・・・
TOOTS THIELEMANS・・・「PENTHOUSE SERENADE」
本作は、1922年4月29日、ベルギーのブリュッセル生まれ 名ギタリスト、ホイッスラー、そして世界一のハーモニカ奏者
である ジャン”トゥーツ”シールマンスのリーダー・アルバム。
全15曲、アルバム 『オールド・フレンド』『ロマンティックじゃない』から選曲され、オーケストラをバックに
録音。ロマンティックなナンバーばかりが収録されている。
オーケストラのサウンド、ストリングスはあくまでもハーモニカの響きを引き立てて、トゥーツは情感、色彩というものを見事に
導き出している。「オールド・フレンド」のみが、トゥーツのオリジナルで、彼らしい、温かくやさしいメロディが聴ける。
”トゥーツにとって、一番の影響はチャーリー・パーカーでフィラデルフィアでのチャーリー・パーカー・オール・スターズとの
共演は人生の中の大きなマイルストーンだと彼も語っている ”(ライナーより)
トゥーツとジャズの出会いについても、興味深いエピソードが書いてあるので、抜粋します。
”ジャズとの出会いはジャンゴ・ラインハルトだった。18歳のとき、彼が肺炎で寝込んでいるところへ友人が高価なギターを
持って見舞いにやってきた。その友人は一生懸命ジャンゴの曲を弾こうとしたが、うまくいかないとトゥーツに言うと、トゥーツは
「僕だったらすぐに弾けるよ」と自慢した。驚いた友人は、「5分以内にマスターできたらこのギターは君にやるよ」と挑発
したが、この賭けは(もちろん!)トゥーツが勝ち、友人からギターを貰うことになった。
それから2年間はギターを手放すことなく、いつも弾いていたそうだ。(今だに「どうやって、その場でジャンゴをマスターしたのか
わからない」とトゥーツは言っている)”
1・これからの人生・・・2・PENTHOUSE SERENADE・・・3・THIS IS ALWAYS・・・4・STRANGER IN PARADISE・・・5・ISN’T IT
ROMANTIC・・・6・星へのきざはし・・・7・LOVE REMEMBERED・・・8・LOVE WALKED IN・・・9・LONG AGO AND FAR AWAY・・
10・美しい娘はメロディに似て・・・11・愛するポギー・・・12・YOU STEPPED OUT OF A DREAM・・・13・OLD FRIEND・・・
14・YOU’RE DRIVING ME CRAZY・・・15・愛は面影の中に・・・
アレンジ、指揮:ルード・ボス
オーケストラ:ベルギー、オランダのミュージシャンが中心となっている・・・